結婚までの交際期間、理想と現実に大差?
2015-08-22 09:10 eltha
芸能界のカップルを例に上げると、12年の交際を経て結婚したw-inds.のボーカル・橘慶太&松浦亜弥夫妻。かたや交際0日という猛スピードで結婚に至った、放送作家の鈴木おさむ&森三中・大島美幸夫妻は、両極端な2組だが、ともに仲睦まじい結婚生活をおくっている。こういった夫婦を見ていると、共有した時間の長さはまったく関係ないと感じるが、とはいえ男性以上にタイムリミットに追われる女性は、特にその点をシビアに考えているのではないだろうか?
では、改めて詳しく結果を見ていこう。まず未婚者に尋ねた“理想”は、男女ともに【2〜3年未満】(男性:26.7%、女性:27.7%)を希望する人が最多。「相手のことをある程度知った上で、マンネリ感もない時期だと思うから」(東京・20代女性)、「ある程度の勢いも必要だとは思けど、相手を知ってからじゃないと後で離婚という話にもなりかねない」(岩手・30代男性)というように、多くの人が2〜3年あれば相手の本来の姿を知ることができると考えている様子。
また、「3年目の浮気」という名曲もあるが、「それ以上だとズルズル付き合ってしまったり、気持ちが離れてしまったりしそう」(兵庫・30代男性)と“3年以上の交際は結婚しにくくなる”というジンクスを持っている人も多かった。最も短い期間を答えたのは、40代の【1年〜1年半未満】(27.5%)で、やはり年齢を気にかけての心情のよう。
一方で、既婚者に尋ねた“現実”は、【5年〜10年未満】の交際を経てのゴールインが最多。ただ、男女別では、男性【2年〜3年未満】(20.0%)、女性【3年〜5年未満】(19.3%)。世代別では、20代【3年〜5年未満】(15.0%)、30代【5年〜10年未満】(28.5%)、40代【2年〜3年未満】(18.0%)と、境遇によってバラつきのある結果に。「結婚を決意した決め手」については、【この人しかいないと思ったから】(29.2%)と運命を感じた人が最も多かったほか、【自身の年齢を考えて】(12.2%)、【交際期間が長かった】(9.8%)、【子宝に恵まれた】(8.7%)などが背中を押す理由になったようだ。
結婚は人生の一大イベント。それだけに、結婚を決心するには時間も必要になってくると思うが、今回の理想と現実の差を考えると、互いのタイミングやある程度の勇気がとても重要といえそう。現在、結婚を意識している相手がいるという方は、改めてパートナーと語り合ってみては?
【調査概要】
期間:2015年7月13日(月)〜 7月24日(金)
対象:未婚600名、既婚600名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員20代、30代、40代の男女)
地域:全国
方法:インターネット調査