原因はろっ骨!? “離れ乳”を美バストに変える方法
2015-11-01 15:00 eltha
“離れ乳”の原因はろっ骨の周辺にある筋肉だと語る朝井さん。「ろっ骨の間の筋肉“肋間筋(ろっかんきん)”が硬くなると、ろっ骨の下部分の骨格“胸郭(きょうかく)”が外側に広がって、離れ乳の状態になるんです」(朝井さん・以下同)。
胸部を支えるろっ骨や胸郭、肋間筋は、バストの土台となる重要な部分で、「ろっ骨が外側に広がることで、ぜい肉がない人でも寸胴なシルエットになってしまいます」と朝井さんも指摘。ろっ骨が広がる原因のひとつは、「肋間筋が息を吸った状態で固まってしまうから。肋間筋は、息を吸うときに使う外側と吐く内側の2種類あります。人の身体は緊張すると外側の筋肉を固め自分をガードするので、外側の肋間筋が硬くなりやすい」そうで、筋肉量の少ない女性はその傾向が高いのだそう。
離れ乳や寸胴シルエットを解消するためにも、肋間筋を柔らかくすることが大切で、朝井さんが考案した “乳トレ”では、手をげんこつにしたときの第2関節にある骨を使って、脇からバストトップへ向けて、斜め上向きにマッサージすることを推奨。「表面だけではなく、筋肉や筋膜の癒着を動かしながら緩めてほぐして、バスト周りの血液循環を流す」ことが目的で、繰り返し続けることで徐々に筋肉が柔らかくほぐれていきます。
「肋間筋を柔らかくすると、ぐっと内側に入り込む本来のろっ骨のシルエットに。胸も寄るし、ぜい肉の量にかかわらず “くびれ”のラインを作ることができます。しかも呼吸も深く正常になるので、体質や内臓も活性化して良い方向に向かいますよ」。
パソコンやスマホをいじることが多い人は呼吸が浅くなりやすいため、肋間筋のマッサージは男女問わずに行いたいもの。マッサージャーやゴムチューブもあるので、上手に活用して健康的な美ボディと美乳を手に入れて。