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「便利より不便が勝る」 羽田美智子の意識を変えた沖縄生活

2016-05-14 14:00 eltha

 女優の羽田美智子は現在、東京と沖縄を往復する生活を続けている。「暮らしの中から、沖縄のステキなところがたくさん見つかりました」と語る羽田に、ORICON STYLE elthaは沖縄の魅力を聞いた。

ORICON STYLE elthaのインタビューに応じた羽田美智子(写真:鈴木かずなり) (C)oricon ME inc.

ORICON STYLE elthaのインタビューに応じた羽田美智子(写真:鈴木かずなり) (C)oricon ME inc.

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 「便利なものであふれている東京と比べると、沖縄での生活はもちろん不便に思うこともあります。でも不便だからこそ、人との出会いや掛け合い、助け合いの精神を深く感じることができる。そういったところは、便利より不便が勝るんですよね」(羽田・以下同)。

 そもそも羽田が沖縄で生活するようになったきっかけは、2011年に水中カメラマンの広部俊明さんとの結婚。夫は沖縄での仕事が多く、羽田は東京で仕事があるため、結婚後は仕事の合間に沖縄へ通ういわゆる“通い婚”を続けている。

 東京での生活や仕事があるからこそわかる、沖縄の魅力がある。「以前、夫の車がエンストして街中で止まってしまったとき、近隣の方々が“大丈夫ですか?”と心配して見に来てくださったそうなんです。知り合いでもないのにすぐに助けに来てくださるなんて驚きますよね。でも夫は、“よくあることだし、自分も同じことをするよ”と。それを聞いて本当に感動してしました」。

「それ以来、私にとって生きることに必要不可欠なのは優しさや思いやり、助け合いの精神になりましたし、それが人間である醍醐味だと感じるようになりました」と語る羽田。沖縄で出会った人々との交流で文化を知り、人の優しさを知り、羽田自身の価値観や“心の在り方”にも影響を与えた沖縄での生活を書籍『羽田美智子が見つけた 沖縄 すてき、ひとめぐり。』(光文社)にまとめ、“沖縄の魅力を多くの人に伝える”という新しい活動も行っている。

 「沖縄にはすてきな言葉もあって、“なんくるないさ〜”は有名ですよね。私は“気楽にいこうよ”という楽観的な意味だと思っていたのですが、それは違いました。沖縄の人たちもいろんなことで悩むけれど、最終的にはいったん受け入れて認めるんです。認めた上で“なんてことないよ、大丈夫だよ”と背中を押してくれる言葉なんです」。

 結婚によって生まれた“沖縄との縁”は、羽田の心に刺激と優しさ、強さをもたらしているようだ。



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