優香、「大事なモノが…。何度も…」 監督も知らなかった仰天エピソードを暴露
2010-05-18 07:00 eltha
タレントの優香が17日、東京・シネセゾン渋谷で映画『BUNGO 日本文学シネマ』(アベユーイチ監督ほか)の上映前に舞台あいさつを行った。優香は幼少期の太宰を演じた子役・遠藤健慎(9)との撮影を振り返り、「健慎くんが転んで、逃げようとする時にフンドシがはだけてきちゃって、大事なモノが…。何度も見させていただいて、ありがとうございました。ハハハハ」と仰天エピソードを明かして大爆笑。アベ監督は「カメラには映っていない。知らなかった」とびっくり。当の本人も「気付かなかった」と恥ずかしそうな表情をのぞかせた。
同作は、「文豪を演る」というコンセプトで、世界的にも評価の高い日本の近代文学の作家たちの短編小説6作を映像化したもの。2月にTBSおよびBS-TBSで放送されたドラマのディレクターズカット版を8日より同劇場で公開している。
優香は、太宰治の短編小説を映像化した『黄金風景』(アベ監督)に向井理とダブル主演。文学作品への出演は初めてだった優香は、「小さい時に太宰作品を読んでいたんですけど、よく分からなかった。大人になってまた読んだんですけど、ちょっとまだ分からない感じ」と笑いに紛らせた。
『黄金風景』は、若き日の屈折した「私」の心情を率直に描いた、太宰の初恋物語とも言える作品。優香は津軽の名家で働くお手伝いの役で、「印象に残っているのは、幼いころの太宰(遠藤)に蹴られるシーン。お仕事で蹴ることはあっても、蹴られることはなかったので」と話した。
遠藤は「僕は初めてドラマに出演して、一番印象に残っているのが優香さんを蹴ったシーンでしたが、何を言われるか怖くて…。本当にごめんなさい」と恐縮。優香は「すごくいい蹴りで。今もまだ痛くて」と冗談で返し、「素晴らしいお芝居でした。頑張ったもんね。また、一緒にお仕事できるといいね」とやさしく微笑んでいた。
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