海老蔵&麻央、総勢2000人豪華“披露宴” 2メートル特大ケーキに入刀
2010-07-29 20:30 eltha
歌舞伎俳優の市川海老蔵とフリーアナウンサーの小林麻央の披露宴が29日午後5時より、東京都港区芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で始まった。ホテルの地下にある宴会場で芸能、政財界関係者らおよそ1000人の招待客を前に、海老蔵の父で十二代目・市川団十郎が「今日はいくらでも注文していただき、大いに食べていただければこの上ない喜びです」とあいさつ。森喜朗氏、小泉純一郎氏ら歴代の首相経験者をはじめ、前原誠司・国土交通大臣らが鏡開きを行い、午後7時半過ぎ、高さ2メートルの特大ケーキに夫妻が入刀した。
午前11時よりホテルの2階で「御仏の御前にて夫婦として支えあい、生涯共に過ごすという誓いを立て、生涯の御加護を祈る」という意味を込めた、仏式の御宝前結婚式を挙げた。取材する報道陣も午後から徐々に増え始め、150人が集結。松たか子、テリー伊藤、加藤あい、伊藤英明ら招待客が会場前の廊下を通過する際には、無数のフラッシュがたかれた。
披露宴開始時、海老蔵は紋付袴、小林は白無垢姿で入場。祝辞には七代目中村芝翫、小林の所属事務所社長らが登場。さらに、急遽あいさつを振られた森元首相は「海老蔵くんは、市川宗家の跡取りだけでなく、日本の歌舞伎界でもっとも大事な方。小泉さんの前に言っておきます! あ〜感動した!」と、小泉元首相のフレーズを“拝借”して場内は爆笑に包まれた。
「先に言われちゃいました…」と苦笑いの小泉元首相も、海老蔵が小林に対して「一生、愛し続けます」と送ったことに触れ「大したもんですね〜。天下の千両役者にそれを言わせた麻央さんも素晴らしい!」と感心しきり。また、海老蔵がゲスト出演したドラマ『MR.BRAIN』(TBS系)で主演したSMAPの木村拓哉が「めでたい!めでたい!めでたい!」と祝電を寄せた。
お色直し後には、桂由美がデザインしたタキシードと純白のドレスで再入場し、およそ80メートルのレッドカーペットを練り歩いた。小林のドレスは、トレーン(床に着く部分)4メートル。制作に5か月間費やし、スワロフスキーが1万個使用された完全オーダーメイド。頭には、オーストリアのハプスブルグ家の最後の皇妃・エリザベートが娘に送ったティアラを身に着けた。
司会を務めた徳光和夫から感想を求められた海老蔵は、照れくさそうに「き、きれいですよ!」。麻央も「いつもどおり、やさしくエスコートしてくれました!」と満足げな表情でしっかりのろけていた。
途中では、海老蔵が「子供の頃から、結婚式で聴きたかった」と熱望していた歌手・山根康広が会場で名曲「Get along together」を歌いあげて祝福。小林と親交の深い平原綾香もコンサート先の山口・下関から生中継で「Jupiter」を熱唱した。
披露宴は招待客1000人のほか、翌日の日本テレビでの中継用スタッフなど関係者が300人、ホテル関係者が700人で対応し、総勢2000人という豪華絢爛な披露宴となった。夫妻は披露宴終了後、会見を開きこの日の感想などを伝える予定。
【披露宴料理メニュー】
(食前酒)伊藤園の緑茶、シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド・ブリュット、お〜いお茶カクテル、カナッペ3種
(乾杯酒)清酒白雪
(献立)銀座・久兵衛のちらし寿司、弘前・木村秋則さんの奇跡のりんごの冷製ポタージュ、伊勢海老のビスク、アワビとフカヒレ、えびす南瓜添え、天然真鯛のパイ包み焼き、ショロンソース添え、特撰黒毛和牛フィレ肉のロティ、五種の季節の温野菜添え、ペリグーソース和え、ヌガーグラッセ・タルトショコラ・ピーチコンポート、ピンクのハート飾り、麻央さん好み
【引き出物】
バカラのグラス、かつお節、掛袱紗(かけふくさ)