清純派・川口春奈、初主演作で“変顔”披露
2011-07-21 13:00 eltha
原作はコミック累計1,200万部を超える葉鳥ビスコ氏の人気作。セレブが集まる私立高校のイケメン高校生が作った“桜蘭高校ホスト部”に迷い込み、男性ホストとして女生徒を癒していく主人公・藤岡ハルヒを演じる川口。実写化で主演を務めると決まったときは、相当なプレッシャーを感じたという。だが、いざ撮影が始まると「悩んでいる時間なんて無いぐらい、忙しいです」と物怖じしない一面もあり、若手俳優の中で紅一点となる現場でも、「今は自分の素を見せられるほど、打ち解けています。カメラが回っていない時間も自然と1つの場所にみんなが集まって話をする。こんな現場は初めてです」と、撮影を重ねるごとに強くなっていく団結力に胸を張る。
天然な部分もありながら、周囲の視線を気にせず思うままに生きるハルヒと自身を比べ「思ったことをすぐ口にしてしまうところは少し似ているかも」と笑顔を見せるなど、おしとやかなルックスとは対照的に意外にサバサバとした性格でもあるようだ。続けて「ハルヒは外見にも無頓着。自分の言動がどう受け止められるかも気にしない。その分しっかりと芯が通ったところもあるので、憧れます」とも話す。
また、自身初のコメディ作への参加となる今回。「コメディって、変な表情をして、笑ってもらえればそれでOKじゃないって事を知りました。作品全体のトーンを考えながらハルヒの一定のテンションを保ちつつ、一方で学園ドラマとして感動する部分を見せていく。とても難しいなと感じています」と、役作りには戸惑いもあった様子。「ハルヒは一見変わった女の子って見られがちだけど、思いやりに溢れていて意外な一面もたくさんあります。ドラマでは変顔のシーンもあるので、色々な顔を見て欲しい」と熱い胸の内を語る。
最後に「原作ファンの方が実写化を観て“自分が思っているハルヒと違う”って感じたりもすることはあると思うんですけど、実写だからできる桜蘭の世界を楽しんでください」と、並々ならぬ熱意を語った。新ドラマ『桜欄高校ホスト部』は初回22日(金)より放送スタート。川口をはじめ若手俳優が集結し、金曜の深夜ドラマ枠に新たな風を送り込んでくれそうだ。