隠れ乾燥肌かも!? 美容成分の働きから考える相性のいい保湿ケア
また乾燥といえば“秋冬の悩み”と捉えがちですが、夏も乾燥のダメージにさらされています。冷房の効いた室内では、暖房と同じく乾燥を促し、照りつける太陽からの紫外線の刺激を受ければ、角層の水分保持力は減退していきます。
乾燥肌の保湿力を高めてくれる成分といえば、ご存知「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」が代表的。しかし、同じように保湿効果を持っているようにみえて、働きはそれぞれ異なるので、改めてその成分と働きをおさえておきましょう。
【セラミド】 | 【コラーゲン】 | 【ヒアルロン酸】 |
水分や油分を溜め込み、肌のバリア機能も担ってくれる優秀成分。肌表面に水分と油分のバリアを張り巡らせて、水分蒸発を防ぐと同時に、外的刺激が肌の奥へ伝わるのも防いでくれます。 | 肌組織の大部分である「真皮」の主成分。弾力のある繊維状の構造の隙間に水分や油分を取り込んでいることで、保湿成分として働き、さらに肌にハリももたらします。シワやたるみは、このコラーゲンの働きが弱まることで起きています。 | 角質層で水分を蓄えている成分のひとつ。ヒアルロン酸1gで5,000〜6,000倍(5〜6リットル)もの水分を抱え込むことができます。その驚異的な保湿能力により、コラーゲンの働きをサポートし、張りを保ってくれます。 |
海の恵をつかった『タラソパック(海藻パック)』なら、海藻からフコイダンなど美容成分だけを抽出してそこにコラーゲンなどを混ぜたタイプや、海藻の粉末と海水、海泥をすべて混ぜてペースト状にしているタイプ、さらには香りのよいハーブ類を含ませたタイプもあります。こうした豊富なメニューのなかから、自分に合った施術を選べるのもサロンならではの魅力。
ずっと美しくあるために、保湿ケアを欠かすことはできません。エステで受けられるフェイシャルの相場は、1回につき8,000円〜12,000円程度。がんばった自分へのご褒美として、また特別な日の前日などにはぜひ! プロの保湿ケアを取り入れて、慢性的な乾燥の悩みとサヨナラしませんか?