【育児漫画】全ママの願い「赤ちゃんみ、まだ消えないで…」　“腕のちぎりパン”を見つけた母歓喜

　子育てをしていると、ちょっとした成長にうれしくなることも多いだろう。しかし、一方で赤ちゃん特有の匂いやむちむち感が薄れていくのを寂しく感じることも。言葉が会話っぽくなってきたり、歌も歌えるようになってきたり…我が子の成長に複雑な心境を抱える「もうもう」さん。わずかな“赤ちゃんみ”を必死に探す、その思いを聞いた。

　2歳の息子さんの成長を漫画にして公開しているもうもうさん。最近「きらきら星」をフルで歌えるようになった姿にとても驚いたという。家では教えていないそうで、保育園で覚えたのかな？と思っていたが、先生に聞くと『今は歌ってないですよ』と言われたとか。子どもの成長に不思議を感じているところだという。

　「おいちいねぇ〜まだあゅよ〜」と言葉が会話のようになってきたり、積み木も積めたり、パズルもできるようになるなど、すくすくと育っている息子さん。ちょっと前まで何もできなかった赤ちゃんだったのに「赤ちゃんみは一体どこへ…」と焦る様子を漫画にした。

　どこかにまだ赤ちゃん要素は残っていないのか、と必死で探し見つけたのが「腕のちぎりパン」。コンビニ等で販売されている、くぼみにあわせてちぎって食べる『ちぎりパン』。赤ちゃんのむちむち期によく見かける段差のついた腕をそう形容するすることが多く、SNSでも写真を投稿するママも多い。

　薄れていく赤ちゃんみについて「嬉しいと寂しいのせめぎあいです。成長が嬉しい半面、赤ちゃんが消えてゆく切なさもありますね」と思いを明かすもうもうさん。

　“腕のちぎりパン”以外にも見つけた赤ちゃんみは「まだオムツをしているので“真ん丸なおしり”、また“上唇のクチバシ感”が赤ちゃんだな〜と思います」と、わずかなポイントをかみしめている。

　「よく寝て、よく遊び、よく食べます！車が大好きです」と息子さんについて話すもうもうさん。子育てをしていく中で、「こんなに可愛い、面白いエピソードを記録しておかないなんてもったいない｣と思うことが増え、漫画を描き始めたそうだ。

　子育てで苦労していることを聞いてみると、赤ちゃんみが薄れてきたからこその悩みを明かしてくれた。
「“言葉で伝える難しさ”でしょうか。例えば危ないことをして注意したとき『なぜ怒っているのか』『何がダメなのか』『何でダメなのか…』など、どうやったらうまく伝えられるだろうと、日々悩んでいます」

　そんな息子さんがハマっているのが、『おもちダンス』で「喜びの感情と共に、足を小刻みにバタバタ動かして、よく披露してくれます」と、想像するだけでかわいらしい。

　最後に今後の目標を聞いてみると、「今描いている育児漫画が、もっと多くの方に読んでいただけるような作品になればいいなと思っています！　投稿サボらず地道に頑張ります」と力強く語ってくれた。息子さんの成長記録が今後も楽しみだ。

■Twitter　＠dokidoki_ganmo