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坂口憲二が海から見たニッポンの風景とは
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俳優・坂口憲二がサーフボードとともに日本全国の海を旅した『海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行』が遂に完結。『〜最終章』のDVD発売(7月24日発売)に伴い、この旅で経験したこと、感じたことについて話を聞いた。
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心が満たされていれば、自然と美しくなる
----遂に旅が終わりましたが、いかがでしたか?
【坂口】 3年間かけて、いろんなところを回ったのですが、日本は、南北に長く、小さな国土の中に豊かな自然や四季があり、地域によって人も文化も違うということを、身をもって感じることができました。この旅に出たことで、僕は、前よりも日本が好きになったし、外国に負けないくらい素晴らしい国だと、自信を持って言えるようになりました。
----小笠原諸島では、いろいろなことを感じたみたいで すね。
【坂口】 はい。小笠原の人たちは、便利さよりも、自然と共存することを選んでいました。それは、都会の人から見れば、すごく不自由な生活かもしれないけれど、ある意味、人間が本来あるべき姿なのかなって。大自然の中で自然に生かされていることを実感すれば、もっと自然に優しくなれると思うし、心が満たされていれば、誰かと争うこともないと思うんです。しかも、そんな生活を率先して行っているのが、本土から移住してきた人たちだと聞いて、本当に驚きました。彼らは、都会の便利さを知っているのに、あえて自然と共存する生活を選んでいるんです。ということは、僕らだって変わることができるし、環境は人を変えることができるんだと、改めて知りました。
----サーファーの人たちは、環境意識の高い人が多い気がしたのですが。
【坂口】 そうですね。僕も、サーフィンをやっていなかったら、海に行くのは、年に数回だったと思うし、サーフィンを始めるまでは、「海が汚れる」とか、「ビーチをキレイにしよう」って言われても、あんまりピンときていなかったような気がします。でも、サーフィンを始めて、何度も海に行くようになると、環境の変化を肌で感じるようになるんです。サーフィンは、海に行けばタダで遊べるスポーツですが、それは、逆を返すと、“海に遊ばせてもらっている”ということなんですよね。だから、海への感謝が生まれるし、海に何か返したいって思うようになるんです。僕が、今回の旅で出会ったサーファーたちも、みんな「未来のサーファーたちに、今と同じ波(海)を残してあげたい」って言っていました。
旅を通してできた、自分だけの地図
----この旅を通して、先輩サーファーから教わったことは?
【坂口】 先輩から教わったのは、自分たちの(サーフ)エリアにどれだけ愛情を持って、活動できるかということ。ローカル(地元のサーファー)がしっかりした所ほど、きちんとしたサーファーが集まっています。今回の旅では、“世界のカイフ”とよばれる四国の海部(徳島県・海部川河口)に行ったのですが、僕は、そこで、日本初のプロサーファー(第一期生)・千葉公平さんにお会いしました。公平さんは、すごくサーフィンがうまいし、常に海を感じているような人でした。そんな公平さんが、「波はみんなのもの」「自然はみんなのもの」って言ってくれるからこそ、カイフは、ビジター(地元以外のサーファー)にもオープンな海なんだと思います。でも、その言葉の奥には、“海で遊ぶからには、自分たちの海を守る義務がある”という意味が含まれているんですよね。それを当たり前に行動できる光平さんって、すごい人だと思うし、それが下の世代にきちんと伝わっているのは、すごくいいことだと思いました。
----いろいろな出会いがあったようですが、坂口さんが人との出会いで大切にしていることは何ですか?
【坂口】 ありのままの自分を見てもらうことですね。僕の場合、どうしても“芸能人”として見られがちですが、そういうことは、なるべく意識しないようにしています。それに、1日一緒に海へ入って、食事をしたり、たくさん話をすれば、自然と打ち解けますよね。僕自身は、相手の肩書や、地位や、名誉に左右されるのではなく、その人の人柄を大事にするようにしています。
----この旅を通して、坂口さんが伝えたいメッセージは?
【坂口】 今回、僕らがチャレンジしたのは、自分で決断して行動していく“旅”でした。もちろん、失敗することもありますが、それは、一つの経験として、次の機会に生かしていけばいいと思っています。僕は、この旅を通して、自分だけの日本地図を作ることができました。みなさんも、いろいろなところに旅をして、自分だけの日本地図を作ってみてください。
----最後に、今回のDVDの見どころ、サーフィンの魅力を教えてください。
【坂口】 サーフィンは、海に行って波に乗るスポーツです。でも、そこでしか会えない人がいて、彼らの格好がファッションになったり、音楽になったりするという、すごくおもしろい側面を持っています。僕は、このDVDを通して、サーフィンの側面を描きたいと思ったし、サーフィンを通して、日本の魅力が伝えられればと思っていました。僕が行ったのは、日本のほんの一部ですが、サーファーとして海から見たニッポンがどういうところなのかを感じてもらえれば嬉しいです。
【生年月日】1975年11月8日
【出身地】東京都
【血液型】A型
【身長】185cm
1999年、雑誌『MEN'SCLUB』のモデルとしてデビュー。同年、ドラマ『強奪(GANG)』で俳優デビューを果たす。
以降、『池袋ウェストゲートパーク』、『医龍 Team Medical Dragon』、『本日も晴れ。異状なし』など、数多くのドラマ、映画、CM等に出演。
2007年4月4日、『海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 第一章 秋冬篇』をリリース。
2007年11月30日、『海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 第二章 春夏編』をリリース。
2009年7月24日、『海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 最終章』をリリース。
【関連リンク】
■アウトドア特集
『GW目前!アウトドアが似合う&ドライブしたい有名人1位を大発表』(2009/03/25)
■ビーチソング特集
『夏の海を彩るのはこの曲&この人』(2008/08/06)
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