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式年遷宮で話題の伊勢神宮 & あなたの近くの“お伊勢さん”

2013-08-30 eltha

式年遷宮で話題の伊勢神宮 & あなたの近くの“お伊勢さん”

覚えておくと役立つマナーと言葉

基本的な参拝のやりかた


【鳥居】
衣服を整え、気持ちを引き締めて会釈をしてからくぐる。
【手水】
清らかな水で穢れを落としてからご神前に進みましょう。
■手水の方法
?柄杓にたっぷりと水をすくう
?柄杓を右手でもち、左手を洗う
?左手に柄杓を持ち替え、右手を洗う
?右手に柄杓を持ち替え、左手で口を清める(飲まずにすすぐことだけ)
?左手を添えて柄杓を立て、残った水を使って柄を洗い流す
?柄杓を伏せて戻す
【参道】
参道の中央は神様が通ると言われているので、敬意を払い中央は歩かないようにしましょう。
【お参り】
お賽銭を奉納し姿勢を正して心を落ち着かせてください。帽子などをかぶっていたら取りましょう。
■拝礼の方法
? 二礼
腰を90度に曲げ、深く2回頭を下げます。
? 二拍手
胸の高さで手を合わせ、手を肩幅程度まで開きながら2回打ちます。
? お祈り
胸の高さで手を合わせ、祈りを込めます。
? 一礼
両手を降ろし、腰を90度に曲げ最後にもう1回深く頭を下げます。
【お参りのあとは】
境内でゆったりとしながら心身の緊張をほぐしましょう。
お守りやおみくじはお参りのあとに受けましょう。
【神社をあとにするとき】
神社から出るときは、鳥居の前で社殿に向かって会釈をし、それから鳥居をくぐりましょう。

聞きたくて聞けなかった”素朴な疑問”

【手水】
■手を洗う順番が「左から」と決まっているのはなぜ??
「左が上位」という考えがあり、その影響もあるのかもしれません。ちなみに、お祓いを行う時も左からになります。
■何杯も水をすくうのはマナー違反?
そのようなことはありませんが、一連の動作全てを柄杓に1杯分で終わらせることが基本です。
【拝礼】
■他の神社に行っても同じ作法??
出雲大社の4拍手、伊勢神宮の8拍手など、神社によって様々ですが、一般的にほとんどの神社では二礼二拍手一礼です。
【おふだ・お守り・おみくじ】
■神棚の無い人はどこにおふだをお祀りすればいい?
目線より上で、正面が東か南を向く位置にお祀りします。壁や天井におふだを貼る方もいらっしゃいますが、タンスがあればその上が安定していて良いでしょう。最近はタンスがないお宅も多いようですので、なるべく上の方の棚にお祀りするのが望ましいです。
■お守りはどのように持っていたらいいのでしょうか?
身を守る、という意味でカラダにつく「邪気」を払っていただけるよう身につけるのが基本です。お守りは外出する際はサイフやカバンなどに入れて持ち歩き、身を守っていただきましょう。
■お守りをたくさん持つのはいけないのでしょうか?
いくつも持つ事に関しては問題ありません。ただ、“粗末にする”ことのないよう大切に持っていただきたいです。携帯のストラップとしてジャラジャラつけるのではなく、カバンやサイフに入れていただくといいですね。
■壊れたり長く持ち続けたお守りの扱いに困ったら?
壊れてしまったり長年お守りいただいたお守りは、お焚き上げを行いますので神社にお持ちいただければ大丈夫です。
■おみくじを持ち帰るのと、結んで帰るのとはどう違うの?
おみくじに書かれている内容のようになって欲しいと思ったらお持ち帰りになり、そうでなければ良い方向に進展することを願いながら結んでください。お持ち帰りになる場合はお守り同様、バックやサイフに入れて大事にしてください。
■おみくじって何回引いてもいいのですか?
例えば恋みくじと一般のおみくじなど目的や種類が異なるおみくじであれば大丈夫です。でも良くなかったからもう1回、という考え方は良くありません。悪かったことはこのあと気をつけてみようという“気づき”として受け止めていただければ良いと思います。

ちょっと難しい用語を少しまとめてみました♪

■遷宮(せんぐう)
新しい御社(おやしろ)へ神様に御遷り(おうつり)いただくことで、「式年」とは定められた年限のことをいいます。伊勢神宮では20年に1度「式年遷宮」が行われます。なぜ20年かということについては、伝統技術を伝承するために合理的な年限という説や、木造の掘っ立て茅葺の建物の威厳やみずみずしさを保てる年限という説など、諸説あります。
■遷御(せんぎょ)
御神体(ごしんたい)を新しい御社に遷す儀式。式年遷宮のクライマックスというべきお祭りです。
■遥拝殿/遥拝所(ようはいでん/ようはいじょ)
遥か遠くから神様を拝むための建物。例えば、伊勢神宮の遥拝殿として創建された東京大神宮では、東京にいながら伊勢神宮の神様にお参りすることができます。
■御神体(ごしんたい)
神様が宿っているとされるもので、礼拝の対象。
■御祭神(ごさいじん)
神社で祀られている神様のことです。
■天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
伊勢神宮の内宮の御祭神。国民全ての総氏神。
■豊受大神(とようけのおおかみ)
伊勢神宮の外宮の御祭神。農業、諸産業、衣食住の守護神
■倭比賣命(やまとひめのみこと)
天照皇大神に仕え、その御心を人々に伝えた天照皇大神の御杖代(みつえしろ)
■御杖代(みつえしろ)
代わりとなった奉仕するもの。助けるもの。

※取材協力:東京大神宮

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