TOP Trend&Culture trend > Column > 嫌いな人と付き合っていくための心のストレッチ

嫌いな人と付き合っていくための心のストレッチ

2015/04/18

悩む女性

OKラインメンタルトレーナーの清水利生です。
新年度を迎え、企業では新入社員の入社、人事異動、転職など、環境が変わった人も多いのではないでしょうか。環境が変わると生活に変化が起こり、ストレスや疲れを感じることはよくあることです。

企業で働く人にとって「人間関係」は必ず生じるものです。私のもとにも「新入社員の教育が難しい」「会社の飲み会が苦手」「上司に嫌いな人がいる」といったことが、ストレスになってしまうという相談を多々受けます。話を聞いてみると、人間関係に悩む人の多くは「自分のルール」で自分自身を苦しめていることが多いように思います。

今回はそのうちの一つ。「嫌いな人を作らないようにする」という人の心理について書いていきます。

「人を嫌いになってはいけない」というルールが自分を追いつめる原因に?

「嫌いな人といるとストレスが溜まる」。こんな悩みを持っている人は多いと思います。
先日、相談に来てくれた20代前半の女性の方は、部署に嫌いな先輩がいて、付き合いでの食事にも行かなければならず、ストレスを感じ、疲れてしまうとのことでした。

しかし本当に嫌いな人がいるからストレスが溜まるのでしょうか?
そもそもストレスは、自分が素直に感じている事と、「こうしなければ」という考え方が相反している時に起ります。

つまり「嫌いな人」ができた時に「ストレスが溜まるから人のことを嫌いになったらダメだ」という考えで抑えつけようとすると、更にストレスがかかり自分自身を締め付けることになってしまうのです。

この女性は「自分は嫌いになるとストレスが溜まる。人の良いところを探そう」と、気付かないうちに人を嫌いになってはいけないというルールを作り上げていました。
このルールにより自分で自分のストレスを大きくしてしまっていたのです。

「嫌い」という気持ちの対処法

ストレスを自分自身で大きくしてしまっていたという事に気付いた彼女から、どう行動したらよいか?という質問を受けました。

嫌いをそのままにしていたら、自分は態度に出てしまい、上司との関係は悪くなる一方とのこと。確かに感じていることをそのままに行動してしまうと、仕事が成り立たなくなってしまうこともあります。

ここでのポイントは、自分の素直な気持ちを自分が認めてあげることです。嫌いなのであれば無理に好きになることはありません。多くの人と関わる仕事で周りのみんなを好きになることは、難しいことです。まずは自分の気持ちを認め、嫌いな人とでも仕事ができる自分を作っていくことが一番の対処法でしょう。

好きな食べ物を30秒で嫌いになろうと思ってもなかなかできるものではありません。しかし、嫌いでも食べることはできます。
この「嫌いでもできる」という経験値をつけて行くことで「嫌い」という気持ちが出てきた自分に経験値をつけていけるのです。

嫌いを受け入れ行動する

しかし、いきなり仕事で試すことが難しい人もいると思います。そんな人は仕事以外の「嫌い」という気持ちに経験値をつけていくことをお勧めします。

例えば、友達とご飯を食べに行ったときに嫌いな食べ物を一つだけ食べてみる。好きになる必要はありません。嫌いなまま食べ、嫌いでも行動は起こせるという経験値をつけるのです。

こうすることで嫌いという気持ちへの免疫ができ、慣れてきます。これを仕事に置き換えていくことができれば嫌いな人とでも仕事をしていけるという経験値を積み重ねていくことができるのです。
まずは身近な「嫌い」からトレーニングしてみてください。経験値がつけば、この経験値が今後の仕事の手助けになってくれるのはないでしょうか。

OKラインメンタルトレーナー  清水利生

元プロフットサル選手。自身が選手時代にメンタルトレーングを受けたことがきっかけで、メンタルトレーナーに転身。丸の内朝大学「心理メソッドクラス〜恋愛から心理を学ぶ〜」講師や、恋愛やストレスをテーマに気軽に心理学を学ぶ「ゆる心理学クラス」の講座担当している。



シェア Google+

関連記事

P R
FOLLOW US eltha最新情報をチェック
  • facebook
  • twitter
  • Youtube