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書くだけで自律神経が整い健康になる「3行日記」の効果

2015/06/17

3行日記の効果

自律神経は、私たち人間の生命活動の根幹を支えている大変重要なシステムです。
病気になる、体調が崩れる、夜眠れなくなる、無性にイライラするなど、すべての不調は自律神経のバランスの乱れから来ています。

しかし、自律神経はささいなことで乱れてしまうため、乱れてしまった自律神経を毎日リセットすることが大切です。前回はこちらの記事「音楽を聞くこと」をおすすめしましたが、今回は「3行日記を書くこと」が自律神経にとってどれくらいよいことかをご紹介しましょう。

「日記」と「健康」って関係あるの?「3行日記健康法」とは?

「日記」と「健康」はあまり結びつかないと思う方も多いと思いますが、私は自律神経を整える究極の方法がこの「3行日記」だと考えます。
書き方は簡単です。「1行×3テーマ」を1日1日機械的につけていけばいいのです。
(1)今日いちばん失敗したこと(もしくは、体調が悪かったこと、嫌だったこと)
(2)今日いちばん感動したこと(もしくは、うれしかったこと)
(3)明日の目標(もしくは、いまいちばん関心があること)

たったこの3点を1行に短くまとめればOKです。その日の自律神経の乱れが修正されて、心と体が落ち着きを取り戻すことができます。

なぜ「3行日記」を書くと健康になれるのか?

私は10年以上「3行日記」をつけ続けているのですが、1日の締めくくりに日記に向かうと、いつも時の流れが止まったかのような感覚を覚えます。どんなに忙しくて大変だった日も、どんなに神経がカリカリした日も、日記にペンを落とすとふっと我に返り、心と体が平静さを取り戻します。
日記のいちばんのよさは、このように「流れを止めて1日を振り返ることができる」点にあると思います。

また、この3行の書く順番にも意味があります。

最初に「失敗したこと」を書くのは、その日の行動の中で、いちばん冷静に判断しなければならないことは失敗やトラブルについてです。まず失敗したことを書いてひとしきり反省し、次に気持ちを切り替えて「感動したこと」や「うれしかったこと」を書きます。最後に、明日の目標や関心ごとについて書きます。

このように「嫌なこと→いいこと→目標」という流れで書いていくと、ブルーになることもなく、明日へのモチベーションを効果的に引き上げていくことができます。

自律神経のバランスの乱れは1日1日のリカバリーショットが大切

自律神経は乱れるのがあたり前です。電車が遅れて焦ったり、上司から小言を言われたり、暑かったり寒かったり……。しかし、日常生活でストレスをなくすことはできません。問題なのは、乱れてしまった自律神経をどうやって、すぐにリセットできるかどうかなのです。日々修正をして自律神経のバランスを整えることは、自分自身をコントロールすることと同じだと思います。

自己コントロールができるようになると、どんな状況においても乱れることなく、心と体をベストの状態に維持できるようになり、自分でいろいろな流れをコントロールできるようになっていきます。

そうすれば、健康はもちろん、仕事や人生も自分の思う方向へコントロールしていけるようになるでしょう。

順天堂大学医学部教授 日本体育協会公認スポーツドクター  小林弘幸

順天堂大学医学部卒業後、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科などを経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導を行う。



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