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自分目線と他人目線…「キレイの価値観」はどこに置くべき?

2015/08/19

自分目線と他人目線…「キレイの価値観」はどこに置くべき?

「これいい!」と思ったことが、みんなに共感されるわけではない

時代や文化によって、美しさの条件も変わる。自分が可愛いと思ったメイクが意外と不評で凹んだり、他人からすすめられたヘアスタイルが自分的にはどうもしっくりこなかったりと、個人差だって当然あるものだ。

今まで自分ではどうも垢抜けなかった女のコが、美容師などの“美センス”の持ち主との出会いによって、たちまちキラキラと磨かれるようなケースをよく目にする。しかし、一方で他人にどうアドバイスされようが、自分目線を貫くことで、独自の美しさを極めるケースもあるのだ。

「みんなと違う美しさ」を持つ女性に共通する、強さ

あるモデルさんのヘアスタイルは今では特集が組まれるほど、トレンド化している。しかし、彼女に取材すると、流行するもっと昔から…それも約10年も前からその髪型だというのだ。「当時は、まったく違うヘアスタイルが人気だったけど、自分にはこの髪型が似合うって思っていたから」と、彼女は言う。その当時に彼女が他人を真似て、全く違うヘアスタイルだったら、今の彼女はなかったかもしれないと思った。

他にも、「細眉時代から、ナチュラル眉を貫いた」という人や、「ナチュラルメイクな今の時代でも、きっちりアイメイクをする方が合う」という人など、自分目線を大切にする女性の共通点は、“自分の魅力を一番理解している”ということだ。たとえ雑誌が、これがよいと言っても、自分に合わないと知っていたなら手は出さない。流行に敏感な友だちに「それ古くない?」と、茶化されても、「でも、私には合うからさ」と、サラッと流す。そんな強い美しさをもつ女性に会うたび、私は憧れてしまう。

知識、経験とともに、自分目線に自信がもてる

知識があればあるほど、よい選択ができる。「私は、これよりこれが合う」というのも、知識があればこその話であり、知らないものを切り捨ててもいいと思える根拠がそこにあるからだ。だから、10代の女性がトレンドに敏感になり、30代、40代の女性は自分らしさを求めるようになるのは、年齢とともに知識が増えるからこそだと思う。

「自分に何が合うかわからない」、という人は、雑誌やメディアの情報から発せられる“他人目線”に素直に身を任せて、思いっきり流されてみた方がキレイになるためには手っ取り早い。しかし、なんとなく「私はきっとこういうタイプなのだ」と、少しずつ自分自身の輪郭が見えてきたなら、“他人目線”から“自分目線”へと切り替えるタイミングなのかもしれない。

「キレイは自己責任」といわれるが、他人が薦める方法で自分に満足できなくても、それは自己責任になってしまう。自分を満足させることができるのは、自分だけ。だからこそ、ゆっくりと“自分目線”で、自分を磨き上げる術を身につけて、女性はもっともっとキレイになっていくのだろう。

合わせて『自分を確かめる唯一の手段「鏡」との上手な付き合い方』の記事もぜひご覧ください。

ビューティープランナー  梅野利奈

外資系経営コンサルティング会社を経て、化粧品会社でマーケティング・商品開発に携わり独立。美容雑誌やファッション誌での執筆を中心に美容ライターとして活躍する傍ら、ビューティープランナーとしてセミナー活動などもおこなっている。



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