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落ち込んでいる人を元気づけたい!励ましよりも○○が効果的?

2015/11/19

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こんにちは。OKラインメンタルトレーナーの清水利生です。最近、「部下や後輩が落ちこんでいるときに、どんな声をかけたらいいかわからない」「褒めても、励ましても、なかなか気持ちが前向きにならなくて自分まで疲れてしまう」といった悩みをいただきました。

先日来てくださった女性のお客様は、「仕事で失敗をした後輩の力になりたいけれど、どんな風に声をかけたらいいのかわからない」「落ち込んでいるときの後輩には、どんなに前向きな声をかけても全く響かない」と困っているようでした。その後輩の彼女とは同じ部署なので、なんとか力になりたいといっていましたが、その効果的な方法が見つからないとのことでした。

「気持ちを切り替えて頑張ろう!」は逆効果?

相談に訪れた彼女は、落ち込みやすい後輩を食事に誘い、お酒を飲みながらいろいろと励ましの言葉をかけたようです。しかし、なかなか元気になってくれません。「失敗なんて誰にでもあるから、気持ちを切り替えて頑張ろうよ」と伝えても、前向きな気持ちになれるわけもなく、落ちこむ一方でした。

スポーツ選手をサポートしているときにも起こりますが、気持ちを無理やり切り替えることは、実は一番難しいこと。人間は落ち込んでいるときに前向きになろうと思いますが、実際に前向きになれる割合は3%〜10%ほどしかありません。前向きになろうと思っても、すぐには前向きになれないものです。

気持ちを切り替えるために大切なのは「共感」

気持ちの回復に向かうコツ。それは、失敗したことに対して、しっかり落ちこむ時間を持つことなのです。今回の彼女の場合は、「後輩をなんとか前向きにしてあげたい!」と思っていましたが、落ち込んでいるときは、その気持ちに共感してあげるだけでよいのです。

そうすることで、一度しっかりと失敗を受け入れる時間ができ、「次に失敗しないためにはどうしようか?」と自分と自然と向き合っていくことに繋がります。こうして、失敗と向き合う時間を作ることは、そのときの失敗を次に活かすためには、とても大切な時間なのです。

失敗後、すぐに気持ちを切り替えようとする人が多いと感じますが、こちらもあまりおすすめできません。人間は、「失敗をなかったことのようにする」ことで、失敗が起こった理由を考えることをやめてしまいます。これでは、前進はありませんよね。

悩んでいる人のために時間を使ってみよう

このように、落ち込んでいる人には、その落ちこむ時間を一緒に共感してあげる時間が大切なのです。これはとてもパワーを使う作業かもしれませんが、相手が自分から次のことを考えられるようになるまで、相手のペースに合わせて時間を使っていくことが最大の応援になるでしょう。

こうすることで、「ツライ時に支えてくれた」という安心感も生まれやすくなり、さらに深い信頼関係を築くことができるのです。落ち込みやすい人には、一緒に失敗を受け止める時間をしっかり作って、じっくり共感してみてください。きっと、お互いによい関係性が整っていくのではないでしょうか。

合わせて、『この人と私、仲良くなれるかな?人との距離感を縮める方法』の記事もぜひご覧ください。

OKラインメンタルトレーナー  清水利生

元プロフットサル選手。自身が選手時代にメンタルトレーングを受けたことがきっかけで、メンタルトレーナーに転身。丸の内朝大学「心理メソッドクラス〜恋愛から心理を学ぶ〜」講師や、恋愛やストレスをテーマに気軽に心理学を学ぶ「ゆる心理学クラス」の講座担当している。



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