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“うしろ姿美人” をつくる帯の結び方 〜大人エレガントな浴衣のススメ(前篇)

今年の夏こそ、浴衣が着たい!と思いませんか。大人ですもの、女の嗜みとして、タンスにお気に入りの浴衣や夏キモノの一つや二つ、三つ…、あるはずです。でもタンスの肥やしじゃもったいない。夏の風情を味わいつつ、はんなり浴衣でお出かけを楽しみましょう。

下駄 23,760円(税込)、浴衣・帯 モデル私物 


大人の浴衣スタイルでポイントとなるのは、後姿、帯です。できれば大人っぽい、洗練スタイルの帯結びをマスターしたいもの。そこで自分で簡単にできて、大人っぽいニュアンスが作れる帯の結び方をお教えします。

「帯は折り紙と一緒です。難しく考えずに、自分なりにいろいろ工夫すれば何通りにでも楽しめるんですよ」と頼もしいアドバイスをくださったのは、「大山キモノ ちぇらうなぼるた」で着付け講師をしている小林布未子先生。


浴衣の帯というと自分でも簡単にできる文庫結びが人気ですが、できればもう少し大人っぽく後姿もキレイに映える結び方はないでしょうか?と尋ねたところ、教えてくださったのは今回紹介する「あやめ文庫」。文庫の羽根の部分が、キリっと鋭角になって大人っぽいラインを生み出して素敵です。


「帯を考えるときは、キモノの柄や色をヒントに工夫するといいですね。例えばこのキモノだったら、カエデのカタチに呼応するように、少し鋭角を取り入れてみるんです。するとほら、とっても映えるでしょう?もちろんこの結び方なら、どんな浴衣にも応用できますし、自分でも簡単にできます」

というわけでさっそく「あやめ文庫」の結び方をご紹介!

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