カウンセリングやメンタルトレーニングに携わっていると、様々な悩みや克服したい問題の中で、
対人コミュニケーションに対する
苦手意識を持たれている方の多さに驚かされます。
自分から働きかけなくても魔法がかかったかのように、相手から変わってくれたらどんなに楽だろう… そんな風に思ってしまうこと、よくありますよね。
わたしも時々、無理だとわかっていながらも「どうにかならないかな」と感じることがあります。そういう思いがよぎった時、わたしは
「人を変えることはできない」と、心の中でつぶやくのです。
自分の行動や習慣を客観視することで、日常に良い変化を起こす方法があります。今回は、
人生が上手く回り始めるちょっとしたコツをご紹介しましょう。
他人ではなく、“自分” を変えていこうまず、自分自身の行動や習慣を冷静に客観視し、何気ない毎日の中で考え方や行動を少しずつ軌道修正していきましょう。日常に変化が芽生えはじめると、関わるヒト、モノ、コトに対する
判断力が養われます。
“必要”なモノは残り、“不要”なモノは自然と離れていく、人間関係も同じことです。あなたとともに成長する人は、共にいい影響を与え合いながら寄り添いあい、更にお互いに変化や成長へと繋がります。
人を変えることはできません。ただし自分が変わることで、相手に対する見方や接し方、判断力に変化が生まれ、必然的に自分の意に沿った形で物事がうまく回りだすのです。次のページから、自分を客観するための
具体的な方法をご紹介します。