素足で過ごした夏を過ぎ、タイツを履くにはまだ暑い季節。自分の足に自信がないからと、ついついパンツスタイルやロングスカートをチョイスしがちですが、それではおしゃれの幅が狭まります。
そこで今回は、ストッキング選びのコツをご紹介。自分にあったものを選ぶことで、足を出すことに自信がつくことも! そのためには、
サイズや色、機能についてきちんと知っておくことが大切です。
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■サイズ選びストッキングのサイズは、「S〜M」「M〜L」「L〜LL」などが一般的ですが、自分が「M」だと思う人はどれを買えばいいのでしょうか?
実は、ヒップのサイズと身長で決まります。同じヒップの大きさでも、身長150cmならばS、160cmならばMになることも。
また、同じ身長でもヒップサイズが80cmと90cmでは、ストッキングのサイズも異なります。
つまり、表にしたときに身長とヒップサイズがちょうど交わるところが、自分のストッキングのサイズとなるのです。
そのサイズ区分はメーカーにより異なります。単純にやせているからS、最近太り気味だからLを選ぶのではなく、しっかりと身長とヒップの表示を見て選ぶといいでしょう。
サイズがあっていないと、履き心地が悪かったり、たるみなどを引き起こし、見た目が悪くなることもあるので注意が必要です。
■どんな色がいいの?黒や、白などのデザイン性の高いものの場合は、服とのバランスを重視すればいいのですが、意外と悩むのが肌色系のヌーディ―タイプのストッキング。自分の肌にあっていないと、足だけが不自然に浮いているように見えてしまいます。
そのため、ストッキングを選ぶ場合は、
通常は自分の肌よりワントーン暗めを選んだほうがいいと言われます。そのほうが自然に見えると同時に、やや暗めの色で引き締まっているように見せる効果があるからです。
ストッキングの売り場には見本があるので、手に当ててみるなどして、色を確かめてみましょう。
その際のポイントは、ストッキングを伸ばしながら手に当てること。パッケージに入った状態と、実際に履くために伸ばした場合とでは色がまったく異なるからです。
■自分にあうストッキングのタイプとは?ストッキングにはさまざまな種類があり、着る服や自分の足に合わせたデザイン、機能性のものを購入したいものです。
また、美脚効果を期待できるさまざまな商品が市販されています。
●着圧タイプ:きれいに見せるだけではなく、足の疲れ予防にも便利。美脚効果で一番有名なのが着圧ストッキング。足に圧をかけ、すっきり効果を狙います。最近はさらに上を行くハード着圧も人気です。
足の部位によって着圧感を変え、しっかりとむくみを予防してくれるというものも。長時間の立ち仕事や座り仕事をする人にうれしいタイプです。
●ガードルタイプ:ヒップに自信がない、後姿全体をきれいに見せたいときに。パンティ部分にガードル並みの補正力があるストッキング。ヒップがきゅっと上がるおかげで、脚もきれいに見えると言われます。
●シャドウタイプ:急なお出かけなどで、とにかく足をきれいに見せたいときに。「シャドウ編み」とうい独特の編み方で足のサイドに影を作り、ほっそりと見せてくれるストッキングです。
ストッキングは「なんとなく」選んでしまいがちですが、自分に合ったものを用意しておくと美脚効果もアップ! 上手に選んで、秋の装いを楽しみましょう。
(平野智美)