『妄撮』仕掛け人が語るグラビアの危機感とヒットの秘訣 〜中学生マインドは永遠

グラビア界に新たな“エロチシズム”を生みだした『妄撮』(最新刊『妄撮chocolate(チョコレート)』より)

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グラビア界に新たな“エロチシズム”を生みだした『妄撮』(最新刊『妄撮chocolate(チョコレート)』より)
 清楚な印象の受付嬢の“制服の下”を、のぞき見するようにビリビリと破いて見せる露出方法が話題となった『妄撮』。世の男性が求めるエロチシズムを見事刺激し続け、累計20万部を超えるヒットシリーズが誕生した背景には、仕掛け人ともいえるプロデューサー小林司氏の「グラビアという日本の素晴らしいジャンルそのものが弱体化している」という危機感があった。最新作『妄撮chocolate』の発売を控えた小林氏が語る、グラビア界の現状と今後、ヒットの理由とは。

 2008年秋に休刊になった男性誌『KING』(講談社)で連載され、今なお根強いファンを持つグラビア『妄撮』のスタート当時、社内では否定的な意見が多かったという。「編集者や制作側が手を抜いている……とは言いませんが、無駄な工夫をしないルーティンワークが多くなっていた」と現状打破の必要性を痛感。「いわゆる“グラビア好き”だけが写真集を買っているという状況を変えたかったんです」。

 『妄撮』初の単行本は発売2週間でamazonのタレント・写真集部門1位、総合部門で最高3位につけた。それは今もなお多くの男性ファンに支えられ、一つのジャンルを確立した。

 小林氏は「小さい頃こんな感じのこと妄想したことがない人なんていないですよね? その後どんなモテ男になろうが、どんなに偉くなろうが“中学生マインド”は、過去を大事にする男という生き物にとっては、ある意味永遠。妄撮のエロなんて、いまの世の中に溢れるエロのハードさに比べたら子ども騙しみたいなもんです。いまどき下着がチラッと見えるなんてね(笑)。でもそのエロレベルのライトさ、さらに言えばノスタルジックさが、心の奥深くに入り込んできた」と、『妄撮』の核心を語る。

 その世界観は出版社の垣根を越えて広がりをみせる。『妄撮☆Gold』、『妄撮Blue』というオムニバスシリーズをはじめ、角川パブリッシングとの合作『アキバ妄撮』に、女性誌『anan』とコラボし“妄撮男子”まで誕生させた。グラビア界では『スクールガール・コンプレックス』、『あしパン』など、エロチシズムの見せ方をアイデアと切り口で勝負する写真集が新たに誕生し、「いわば妄撮がグラビアの新しいデフォルトになった」と胸を張る。

 最新作『妄撮chocolate(チョコレート)』(20日発売/講談社)はシリーズ10作目の記念作。人気グラビアアイドル・吉木りさ、山本梓、谷桃子、Rioらが参加し、「クリスマス前の寒い冬の時期の刊行なので、ココロもカラダも奥のほうから、ついでに下のほうからも暖まってもらいたい(笑)」。

 グラビア界の台風の目となった同シリーズもスタートから早6年。「妄撮は本質的に間違いなく世界に出られるコンテンツだと思っているので、続けられる限り続けていこうと思ってます」と中学生マインドに更なる磨きがかかる。「日本のヘンタイすげーだろって、世界にエバれると思う」と笑いながら、今もおかしな想像を働かせている。


>>花屋の彼女の胸元が!? 『妄撮妄撮chocolate(チョコレート)』写真、全10点

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