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グラドルから“漬けドル”へ… 川村ひかるが語る「ぬか漬け」の魅力

2013-05-13 13:01 eltha

 健康管理士や野菜ソムリエなどの資格を取得し、現在は美容専門学校で教鞭もとっているタレントの川村ひかる(33)。女性向け健康雑誌やセミナーなどで漬物や発酵食品の魅力を語っている彼女の著書『発酵美人』(幻冬舎刊)が、4月下旬に発売された。「ぬか床が愛おしい」という川村が、ぬか漬けにハマったきっかけや、漬物の魅力を語る。

川村ひかるがグラドルから「漬けドル」へ…今では毎日ぬか床をかき混ぜる生活だそう 

川村ひかるがグラドルから「漬けドル」へ…今では毎日ぬか床をかき混ぜる生活だそう 

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◆体調不良が続いたグラビアアイドル時代

 抜群のスタイルで人気を博したグラビアアイドル時代。20代で元気いっぱいのはずが、「東洋医学でいうところの“未病”や“不定愁訴”のような状態」(川村)だったという。「撮影というのは過酷で、朝から夕方までかかることもあるんです。でも水着だから、食べたらおなかがポコッとしてしまうので食べられない。非常にストレスフルな状態でした」。

 ストレスを紛らわせるためにスナックをつまんだり、時間があれば友達と夜中でもお茶とスイーツを食べたりと気分転換を図っていたものの、疲労とストレス、ダイエットが川村の体に負担をかける。子宮内膜症を患ったほか、PMS(月経前症候群)により、ひと月の半分を体調不良で悩まされる日々が続いた。

 しかし、20代半ばに健康診断で生活習慣病予備軍と指摘され、一念発起して生活を改善。食事や栄養、メンタルケアについて学び、理解を深めていった。そんな生活の中、立ち寄ったレストランで自家製のぬか床をわけてもらう機会があった。「その時は知識が足りなくてダメにしちゃいましたが、あとから振り返って“漬物を食べている時は調子が良かった”ということに気づいて。それから、ぬか床に向き合うようになったんです」。

◆日本の伝統食品・漬け物と発酵食品の魅力を広く紹介したい

 ぬか漬けにハマり、“マイぬか床”を育てるようになってから約5年。現在育てている“マイぬか床”は計4つ。「ひとつは米ぬかの状態から作ったもので、まだ発酵していないんです。どんな風に育つか楽しみ」と笑顔を見せる。

 漬物の塩分が気になる人でも、自分の好みに合わせて育てることができる“マイぬか床”ならば、漬ける際に調節することで減塩も可能とのこと。「今、アンチエイジングで酵素が注目されていますが、体内で酵素を作る能力は、25歳くらいで衰え始めるんです。体内酵素を補うためには、体外から積極的に摂るしかない。酵素のサプリメントやドリンクもありますが、ぬか漬けなら安く作れるし、自分の好みの味にもできる。漬けた野菜を料理に使うこともできるんです」。

 そんな自らの体験を織り交ぜながら、学んだ知識を活かして健康と美容を理論的に語れる川村は今、日本の伝統食品・漬け物と発酵食品の魅力を広く紹介したいという。今回発行された書籍も自ら出版社に売り込んで実現したものだ。

 「難しく思う人もいますが、ぬか床を1日1回かき混ぜるだけ、食べたい野菜等を入れるだけで美味しく漬かるんですから。一人暮らしだと野菜が余ったりしますよね。でもぬか床に漬けておけば保存できますし、生野菜を食べるより酵素もたっぷりとれるし。実はとっても手軽だし、美容にもいいんですよ」。

 取材の最後に、ぬか漬けデビュー時から共に過ごしてきた“マイぬか床”を手に持った姿を撮影したいとお願いすると、「きゃ!このコがついにデビューするのね!」と笑う川村。楽しみながらぬか漬けライフを送る彼女は今、20代の頃よりも健康で美しく、のびのびと人生を楽しんでいるように見えた。



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