おみくじやお守り&おふだ、持ち帰った後はどうすべき?
2013-12-31 11:00 eltha
――神棚の無い人はどこにおふだをお祀りすればいいでしょうか?
「目線より上で、正面が東か南を向く位置にお祀りします。壁や天井におふだを貼る方もいらっしゃいますが、タンスがあればその上が安定していて良いでしょう。最近はタンスがないお宅も多いようですので、なるべく上の方の棚にお祀りするのが望ましいです」。
――お守りはどのように持っていたらいいのでしょうか?
「身を守る、という意味で身体につく「邪気」を払っていただけるよう身につけるのが基本です。お守りは外出する際は財布や鞄などに入れて持ち歩き、身を守っていただきましょう」。
――お守りをたくさん持つ事はいけないのでしょうか?
「いくつも持つ事に関しては問題ありません。ただ、“粗末にする”ことのないよう大切に持っていただきたいです」。
――傷んだり長く持ち続けたお守りの扱いに困った場合の対処法を教えてください
「傷んでしまったり長年お守りいただいたお守りは、お焚き上げを行いますので神社にお持ちいただければ大丈夫です」。
――おみくじを持ち帰る場合と、結んで帰る場合はどう使い分ければいいのでしょうか?
「おみくじに書かれている内容のようになって欲しいと思ったらお持ち帰りになり、そうでなければ良い方向に進展することを願いながら結んでください。お持ち帰りになる場合はお守り同様、財布や鞄に入れて大事にしてください」。
――おみくじは何回引いてもいいのでしょうか?
「例えば恋みくじと一般のおみくじなど目的や種類が異なるおみくじであれば大丈夫です。でも内容が悪かったからもう1回、という考え方は良くありません。悪かったことはこのあと気をつけてみようという“気づき”として受け止めていただければ良いと思います」。
東京大神宮は伊勢神宮の“遥拝殿”として明治13年に創建された神社。結びの働きを司る神様が祀られ、また昨今のパワースポットブームにより、恋愛成就を願う女性たちが多数参拝している。正月は樽酒や伊勢名物「赤福」、特製しるこを振る舞うほか、おふだやお守りを受けた人に先着順で開運招福の「ミニ干支絵馬」を進呈する(1〜3日)。