ひな人形、大人女性の需要高まる

インテリアとして大人需要が高まるひな人形、一点ものや古典的なデザインが人気

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インテリアとして大人需要が高まるひな人形、一点ものや古典的なデザインが人気
 桃の節句に、女の子の健やかな成長や人生の幸福を祈って飾られるひな人形。最近は女の子のお祝いとしてだけでなく、成人した大人の女性たちが“自分用”として、新たにひな人形を購入するケースが増えている。季節のインテリアとしての需要が高く、20〜70代と世代を問わず人気。孫の初節句に、自分のための“ついで買い”をする60歳以上の女性も多いという。

 「少子化が進んでいますが、販売数についてはそれに比例せず維持をしており、祝う方の率が上がっていると推測されます」と語るのは、日本人形協会・広報委員長の倉片順司さん。その一端を担っているのが、大人の女性たち。「子育ても仕事もひと段落した60歳前後の方が、自分への労いとして購入されていくことが多いと思います」(同)。

 人形製造の「久月」でも、5〜6年前から大人女性たちの動きが目立ってきたという。「戦争で焼けてしまったり、持っていなかったという60代以上の方が主で、ほかには、インテリアとして飾るという20〜30代の方もいらっしゃいます」(広報部)。初節句用の明るい現代感覚のものよりは、「(男雛と女雛がペアになった)親王飾りは、伝統的で古典的なものが売れているようです」(同)。中でも、木製の木目込人形の立雛は人気が高いという。

 日本橋三越本店でも、インテリア感覚でひな人形を購入していく40〜70代女性が増加している。「作家作などの特別感がある一点物や、コンパクトで収納しやすい物、落ち着いた色彩で高級感のある物などが人気です」(リビング営業部)。売れ筋の価格帯は5000〜50万円とさまざま。値段にはこだわらず、気に入ったデザインを選ぶ傾向にあるようだ。ちなみに初節句用はというと、最近は“大人になっても飾りやすい”デザインやサイズの商品が人気だという。

 近年のひな祭りは、桃の節句をイメージしたスイーツや、ホテルで楽しむ女子会プランなどの充実で、年齢を問わず祝う行事として親しまれている。“オンナの節句”として、今後さらに多方面で盛り上がりをみせていきそうだ。


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