「ワンレン&薄い前髪」人気再び 80〜90年代ヘアスタイルがリバイバル
2015-07-11 09:50 eltha
バブル期のワンレンのように“かき上げる”仕草が似合う「かきあげバング」は、モデルの中村アンや篠原涼子のようなヘアスタイルのこと。前髪を立ち上げて動きを出している点がポイントで、ハリウッドセレブのミランダ・カーがきっかけと言われている。これまでの厚めの前髪から一転、適度に額が透けて見える程度までボリューム感を削いだ「シースルーバング」も今年のトレンド。日本では綾瀬はるか、石原さとみ、小嶋陽菜、梨花などもこのスタイルを取り入れている。
そのほか、“聖子ちゃんカット”でも取り入れられ、80〜90年代に流行したレイヤード、1996年に『ロングバケーション』(フジテレビ系)で山口智子が流行させたシャギースタイルも人気だと語るのは、TOMCAT新宿の美容師・草野明郎さん。「少し前までは重めが主流でしたが、今はレイヤーを取り入れたスタイルが必ず入っています。特にセミディとショートに取り入れている傾向が見られます」(草野さん・以下同)。
もちろん、当時そのままのデザインではなく、現代風にアレンジが加えられているという。「以前ほど髪の量を軽くせず、顔周りなど部分的に入れるのが今風。そうすることで小顔に見え、手入れがしやすく、再現性が高いので自宅でも簡単にセットができます」。
20〜30年の時を越え再び戻って来た80〜90年代のヘアスタイル。今後どこまで浸透するのか注目だ。