谷間作りより快適性? ノンワイヤーブラ人気進む

今春トリンプから登場した『ワンダーメイク』は、ワイヤーとノンワイヤーの良いところを踏襲し“第3のブラ”として話題に

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今春トリンプから登場した『ワンダーメイク』は、ワイヤーとノンワイヤーの良いところを踏襲し“第3のブラ”として話題に
 ゴムウエストのスカートやボトムスの人気が示すように、近年のファッションは見た目だけでなく、リラックスできるという点でも“ゆるさ”が求められる傾向にある。同じように女性の下着も、“寄せて・上げて”といった矯正、補正力のあるものより、ワイヤーによる締め付け感がなく、自然で美しい胸の形を作るノンワイヤーブラジャーの人気が上昇。ひと昔前までは、ジュニアや中高年世代が身に着けるものという印象があったが、機能性やデザイン性の向上、快適志向の高まりなどで、幅広い世代に浸透してきている。

 ことの発端としては、2008年にユニクロが発売した『ブラトップ』のヒットが挙げられるだろう。快適なバストメイクを実現する同商品の影響で、女性たちは身も心も解放され、追って2011年に登場したワイヤーがなくても美しい胸元がキマる『ワイヤレスブラ』も、締めつけないのにしっかり支えてくれるホールド感が人気を呼んだ。こうしたニーズを受け、下着メーカー各社も2010年頃からノンワイヤーブラの開発に注力。機能性やデザイン性を高めながら年々進化を続け、ノンワイヤーブラのラインアップを拡充している。


◆人気の理由は「締め付けから開放されたい」

 メーカー大手のワコールでは、ブームに先駆け2010年から販売を始めたウンナナクールの『ファンファンウィーク』が好調で、販売開始から5年で売上50万枚を突破。今年4月には、新たに『ルンルンブラ』シリーズを展開している。カジュアルなスタイルが定着し、オンとオフの区分けがなくなっているファッション傾向が下着にも飛び火し、「下着においても、シーンに限らずカジュアルなテイストのブラジャーとして、ノンワイヤーブラを好む人が増えています」(広報)という。

 同じく大手メーカーのトリンプ・インターナショナルジャパンは、「ワイヤーブラジャーの気になる点として、『ワイヤーが痛い』『締めつけ感が気になる』という声が挙がっています。こういった悩みから解放されたい方が、ノンワイヤーを選んでいるのかもしれません」(広報)とコメント。最近のファッション傾向と同様、下着に関してもラクなつけ心地への期待値が高まっているのは、当然の流れかもしれない。

◆ラクだけど…胸のカタチが崩れるのは嫌

 つけ心地が楽ということからノンワイヤーブラを好む人が増える中、補正力の面では物足りなさを感じる声も。トリンプは、「ワイヤーブラジャーの方か?きちんとバストを支えたり、高さが出たりと、着用時のシルエットに差はあるでしょう」(同)。ワコールも「一般的にノンワイヤーブラはワイヤー入りのものに比べて、安定感、バストの造形性に物足りなさを感じる人が多いことも事実です。最近は、成型カップの進化や構造自体の工夫によって、ワイヤーがなくてもバストの造形を美しく整えるブラジャーが登場しています」(同)と語っており、ワイヤーブラの演出力に近づいたノンワイヤーブラの開発を意識しているようだ。

 美しいバストラインはキープしつつも、締め付け感からは解放されたい女性たち。トリンプは今春、新型ワイヤーを採用した“第3のブラ”として『ワンダーブラ』を発売するなど、ワイヤーでもノンワイヤーでもないハイブリッドタイプも登場している。時代は 「おしゃれは我慢」から「おしゃれは脱力」にシフトしていくのかもしれない。


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