『東京ラブストーリー』の続編登場 リカとカンチが25年ぶり再会
2016-01-25 20:05 eltha
同作は、『あすなろ白書』や『小早川伸木の恋』など、数々のヒット作でも知られる柴門ふみによる恋愛漫画。91年1月にフジテレビ系“月9”枠で実写化され、トレンディドラマの代名詞的な作品として、今なお語り継がれている。
新作は『〜スピリッツ』創刊35周年の記念企画として実現。50歳になった永尾完治と赤名リカが、偶然再会を果たすというストーリー。お互いどのように歳を重ね生活してきたのか? 25年の月日を経て対面し何を語るのか? 2人のその後が注目される。
依頼を受けてから、約20年ぶりにコミックスを読み返したという紫門さんは、「基本、私は自分の過去の作品を読み返しませんので、新鮮でした。そして4巻(電子書籍版)を読み終えた瞬間、リカとカンチが私の頭の中で動き、笑い、喋り出していたのです」とすぐに続編のイマジネーションが膨らんでいったという。
「あの時代、“リカ”だった女の子(リカのモデルたち)は、驚くほどみんないいお母さんになっているので、それを反映させたストーリーとなりました。本当は、三上と長崎さんの話も描きたかったのですが、ページが足りずに断念。いつか機会があれば、描いてみたいものです」と、久々の執筆を振り返りコメントしている。