花田美恵子、ハワイで就職「自分の居場所を見つけた」
2016-06-18 09:50 eltha
移住のきっかけは「日本では子どもも含めて周りの目が気になってしまうことも多かった」からだったが、ハワイの風土と人々の文化に触れ、花田自身も「殻に閉じこもった一生ではなくもっと自由にしていいんだと、私自身も良い意味で変われることができた」という。
とはいえ、仕事に関しては大きな壁を感じていた。「結婚と同時に仕事を辞めてしまってからは子育てしかしてこなかったので、たとえ自分の時間ができたとしても“資格を持っていない自分には何もできないんじゃないか”と思い悩んでいました。再就職を考えたこともありますが、年齢や時間の拘束など難しい問題もたくさんあって…」。
子育てに追われながらも年月が経ち、現在長男は21歳、末っ子の三女は15歳になった。自分のことは自分でできる年齢になり、花田の子育ての負担は年々減っていく。そんな中、約10年前から続けていたヨガを通して運命の就職を果たすことに。
「カハラのホテルでヨガの風景を撮影する機会がありまして、広報の方から“花田さんにヨガのインストラクターをやっていただきたいので、資格を取ってうちで働きませんか?”とお誘いをいただいたんです。資格を取ったら今後色々な道が開けるかもしれないと思いましたし、ちょうど1ヶ月ぐらい自分の時間を作れる機会があったのでチャンスなんじゃないかと」。
そして今年2月、1994年に客室乗務員を寿退社して以来、22年ぶりに“再就職”することになった花田。「資格を取っても働き先がない方も多いので、私は良い出会いに恵まれていたと思います。ヨガを続けてきたことがお仕事に繋がりましたし、ヨガという“自分の居場所”を見つけることができたので本当に感謝しています」と笑顔を見せた。
【インタビュー特集】花田美恵子 ハワイで乗り越えた壁&ヨガの仕事