選りすぐりのショットが日本に上陸 カール・ラガーフェルド写真展
2017-01-09 11:10 eltha
長くファッション界に身を置くラガーフェルド氏がカメラを手にしたのは1987年のこと。シャネルの広告キャンペーンを制作するにあたり、自ら撮影する立場に立った。以降、写真家としての彼の人気も上昇し、数々の有名ファッション誌に彼の作品が掲載されるようになったほか、各国で数々の写真にまつわる賞も受賞している。
光と影のコントラストが印象的な作品は、羊皮紙を模した紙を使い、スクリーンプリントによって制作されたもの。鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能できるよう、作品をガラスやフレーム等で額装はせずに、直接壁に取り付けるというシンプルな方法で展示。17世紀後半に建造されたヴェルサイユ宮殿を被写体に、独創的でドラマチックな世界を表現している。
同写真展は2月26日まで開催。入場無料。