3万人が集った癒しの展示会
2007-07-31 18:00 eltha
テレビ番組の影響か、「スピリチュアル・カウンセリング」「前世占い」を行うブースは、軒並み順番待ちの列ができる賑わいだった。
30代の会社員女性は「うさんくさいと思う反面、興味もあった。お試し感覚で値段も手頃だったから」と、3000円で自分のオーラを映す「オーラ撮影(写真)」を試した。
オーラを映す(写す)!?出展者のHASPY NC. JAPANの岡田結記恵さんに聞くと、アメリカで開発されたオーラビデオステーションという機器を使って行うもので、実態はかなり科学的。左手の手のひらをセンサーに当て、温度(体温)や生体自己制御(脳波、血圧、脈拍などの調整)の度合いなど測定し、独自のソフトウェアで解析し、視覚的に表示しているのだという。
「心と身体のつながりは強力。感情や精神状態といった内面がオーラカラーとして映し出される。そうやって、今の自分を知ることが癒しになる」と岡田さん。
手や腕にアロマオイルを塗り、ゆったりフラダンスを踊るようにマナ(気のようなエネルギー、パワー)を流す「カフナ・ロミ」を受けた女性は、「気持ちよかった」と満足げ。
「ヒーリングは本来、瞑想だけでもできるものですが、ほとんどの人にとってはそれが難しい。だからサポートする道具として自然界のあらゆるものを使うんです」と話すのは、ヒーリングスペース ベルエールの元木恵理さん。会場にはクリスタルや花、色や香りなどを使って、「癒し」を与える不思議な手が、あちこちでうごめいていた。
また、 “美のカリスマ”として人気のIKKOさんや占星術研究家の鏡リュウジさん、ダウンタウン・松本人志の実兄で、最近歌手デビューを果たしたばかりの松本隆博さんなど、様々な分野で活躍する“ヒーラー(癒し手)”を招いての講演会も多数行われた。
次回は、2008年3月8日(土)、9日(日)に大阪で行われる予定。
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