“チョコレート系”、男性用香水に熱視線

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　世界80ヶ国で発売されているフランス発のメンズフレグランス『AXE（アックス）』より、9月3日（水）、チョコレートやキャラメルなどの“甘美な誘惑”をコンセプトとした新製品『Darktemptation（ダークテンプテーション）』が発売される。現在6種類の香りを展開している同ブランドだが、オリエンタル系の香りを発売するのは初となる。多くの日本人男性はシトラス系の爽やかな香りを好むと言われており、エキゾチックな香りがどこまで浸透するか注目が集まる。

　同商品はお香のようなスパイシーさと甘い香りが特長的。発売元のユニリーバ・ジャパンは「オリエンタル系は世界的にポピュラーな香り。シトラス系をつけることが多い日本人男性にも、秋に向けてひと味違ったバリエーションを提案していきたい」と発売の意図を語る。

　同ブランドは、07年に日本に初上陸。“香りで女性をとりこにする”というコンセプトが10代後半から20代の男性を中心に高い支持を集めている。今回の新商品では「チョコのように我慢しがたい、甘美な誘惑」という刺激的なキャッチコピーで、より多様な香りが楽しめるラインナップを展開していく。

　現在、男性の“香りのおしゃれ”は当たり前になりつつあるが、女性向けフレグランスに比べ、男性向けは“没個性”になりやすいと言われており、新たなる香りを模索している人も多い。“香りのイメチェン”を考えている消費者に新たな選択肢が加わりそうだ。

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2008-08-20