ショコラの世界でも「絆」、『サロン・デュ・ショコラ』開幕




■ショコラへの情熱をアートで表現


来日したジャン=ポール・エヴァン氏


宝石店を思わせる演出は、今年も多くのショコラファンの注目の的

 毎年恒例となったパリ発のチョコレートの祭典『サロン・デュ・ショコラ』が、東京・新宿の伊勢丹新宿店で21日(水)開幕した。世界16カ国から、初登場11ブランドを含む65ブランドが参加し、今回のテーマ「ショコラとアート」にちなんだ、味覚で、視覚で、楽しめる芸術作品のようなショコラを多数販売する。会場は、お目当てのショコラを目指して行列する女性たちの熱気とカカオの香りで充満していた。


 まず、注目したいのはフランスのメゾン・フェルベールによるビジュー・ショコラ。砂糖でできたクリスタルやビーズ、花を合わせた、食べるのが惜しくなるようなショコラが並ぶ(写真上)。「その昔、ショコラは貨幣の代わりをしていたし、宝石にも相当する高価なものでした。そして、私が持っている宝物の中でも一番大切なのは、愛と友情。いつだって持ち歩くことができる。そんな思いを込めてショコラでビジューを作りました」と、クリスティーヌ・フェルベール氏。


 ショコラ界のトレンドを牽引するジャン=ポール・エヴァンが今年仕掛けるのは、メッセージを入れることができるギフトボックス。「興味があるのは、エモーション(感情)を表現するショコラ」と、エヴァン氏。宝石店のような演出を施したショーケースの前で、「ショコラの味わいの中にある、人々を幸せにし、絆を深めるパワーは、ますますクローズアップされるだろう」と語った。



■ショコラをめぐる新しい潮流


エルセイボ「ドリンキング・チョコレート・ボリビア85%」2940円


パティシエ エス コヤマ×丹下紘希のコラボレーション「ダニエルズカカオツリー1890円

 また、近年、カカオ豆の原産国への注目度が増し、中でもオーガニックやフェアトレードへの関心が高まっていることから、オーガニックチョコレートを使用したショコラや、原産国別に食べ比べができるミニサイズショコラを販売するコーナーを設けた。


 フェアトレードとは、公正な価格による貿易で、生産者に継続的な生活レベルの向上を保証するとともに、質の高い製品の取引を目指したもの。


 ボリビアのカカオ農家の協同組合「エルセイボ」が初登場。カカオ原産国の農協が、カカオの生産からチョコレートの製造・輸出まで行っているのは世界的にも稀で、ミルクで溶かして飲むドレインキングチョコレートなど 高品質な製品を展開する。


 日本のパティシエ エス コヤマが販売する「ダニエルズ カカオツリー」は、フェアトレードで仕入れた原料から作られたオーガニックチョコ。Mr. Childrenの楽曲「GIFT」のミュージックビデオなどを手がける映像作家の丹下紘希氏がデザインしたパッケージには、無限に広がる色の象徴である「虹」や、カカオの生産者と購入者、ショコラティエと消費者など、人と人を結ぶ「架け橋」への思いが込められているという。


第7回『サロン・デュ・ショコラ』
期間:2009年1月21日(水)〜1月26日(月)<最終日18時終了>
場所:伊勢丹新宿本店本館6階=催物場
 公式サイト>>
 

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