松&浅野、天国の太宰治に感謝 映画『ヴィヨンの妻』初日舞台あいさつ

映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』初日舞台あいさつに登壇した、主演の(左から)松たか子と浅野忠信 (C)ORICON DD inc. 

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映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』初日舞台あいさつに登壇した、主演の(左から)松たか子と浅野忠信 (C)ORICON DD inc. 
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 今年生誕100年を迎えた太宰治の小説を原作にした映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』(根岸吉太郎監督)が10日、公開初日を迎え、都内で出演者と監督を迎えた舞台あいさつが行われた。松たか子は役柄のような生き方には同調できないと笑いを誘い、浅野忠信は「面白い表現を学べた。太宰さんに感謝しています」と偉大な先人に敬意を表した。

 戦後間もない東京で、酒におぼれる小説家・大谷(浅野)と妻・佐知(松)の愛の物語。桜桃は傷みやすいが甘い太宰自身を、タンポポは野原で真直ぐな美しさを持った妻を象徴している。松は「佐知のような生き方をおすすめする気はさらっさら、ないっす」と苦笑しながら「でも、佐知は幸せだった。人それぞれの人生なので、この映画が自分なりの幸せを考えるきっかけになれば」と作品への想いを語った。

 浅野は「大谷は男としてやってみたいことをおおっぴらにやってのける男だった。僕も時にはあえて危ない道を選ぶようなこともやってみるべきかも」と役柄への共感を示し、「面白い表現を学べた。太宰さんに感謝しています。生きている間に表現したいことはもっとあったと思うが、天国から導いてくれているのではないか」と振り返った。

 広末涼子 は「撮影前に根岸(吉太郎)監督に君の場合は発声から違うと思うから」とダメ出しを受けていたことを明かし、「時代背景も着物も所作も、さらに声も違うと言われて、撮影初日にお腹がいたくなったのを覚えています」と当時を振り返った。しかも、「まだ出来上がりを劇場で観ていない」と話すほど役作りには相当なプレッシャーがかかっていたようだが「今までに演じたことがないような役。貴重な経験をさせていただいた」と笑顔を見せた。

 同作の脚本を手がけた田中陽造氏は同名の短編をベースに、他の太宰作品のエッセンスを散りばめ、当時の雰囲気を絶妙に再現した映像に根岸監督がまとめ上げた。その手腕は、ひと足先に海外で評価され、9月に行われたカナダ・モントリオール世界映画祭で監督賞を受賞している。舞台あいさつには3人のほか、室井滋、伊武雅刀、妻夫木聡、堤真一、根岸監督がタイトルにちなみ、タンポポとさくらんぼのコサージュを付けて登場した。

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