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相武紗季、女優として“嫌な女”を演じることに「抵抗はありません」

2010-04-02 10:00 eltha

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 CMクイーンとして現在12本のCMに出演し、はつらつとした笑顔を見せる一方、昨年は“月9”ドラマ「ブザービート〜崖っぷちのヒーロー〜」(フジテレビ系)で男性を翻ろうする悪女を体当たりで演じるなど、作品ごとに新たな一面を見せてきた女優・相武紗季が、初舞台『THE LEFT STUFF』の公演を目前に控えORICON STYLEのインタビューに応じた。同舞台では、周囲から“こいつさえ居なければ”と疎まれる“嫌われ役”を演じる相武だが、「抵抗はありません」とキッパリ。「去年は、色々な役を演じさせてもらったので、もうどんな役も楽しめるようになりました」と明るい笑顔を見せ、「演じるならとことん!」と胸の内を明かした。

 もともと舞台への興味があったという相武。初挑戦となる本作に対して「作品自体に“人を笑わせる”という明確な目的があり、そこに大きなやり甲斐を感じます」と、前向きな気持ちを語る。「まだ深い知識もないので、これから勉強不足の部分も出てくると思うんです。だけど、私としてはそれを“初舞台の強み”にできるかなと。あと、無防備な状態で挑んで先輩から先制パンチを食らうのもいいかな、なんて思いますね(笑)」と、物怖じしない一面ものぞかせる。

 また、今回の舞台は観客参加型の【実験演劇】という取り組みがなされ、相武を客演に迎える劇団集団・Piperにとっても初の取り組み。初めてづくしの相武にとって、かなりハードルが高い課題ともいえるが「後に引けない恐怖もありつつです(笑)。でも、参加できること自体がとても光栄だし、どんな結果になるかは分からないけど“面白い舞台”に繋がればいいなと思います」と動じない。どんなハプニングも自らアクティブに楽しむ性分を明かした。

 同舞台では、男6人に囲まれ紅一点の存在。しかし、演じるのは「この女がいなければ、全て上手く事が運ぶのに……」と、周囲から疎まれる悪女役だ。そんなヒールな女性を演じるにあたり、率直な感想を尋ねると「抵抗はありません」と意外な答え。「去年は、色々な役を演じさせてもらったので、もうどんな役も楽しめるようになりました」と、明るい笑顔を見せる。

 しかし相武とえいば、CMクィーンとも称えられ、元気で瑞々しい笑顔がチャームポイント。嫌われ役の相武をテレビで観て、悲しむファンも多いのではないだろうか? 「ファンのみなさんは、もう嘆き悲しんでいる様子でしたね」と、ポツリ。「“本当の相武さんはあんなんじゃないのに”って言ってくれるファンの方もいて、心の中では“ごめんね、裏切っちゃって”とも思いました」と、やはり演じてみて知りえた“嫌われ役”の辛さも明かす。

 「きっと、嫌味な役はその度合いが強いほど、客観的な立場からはおもしろいと思うんです。“パンチあるな〜”って(笑)。だから、私も演じるならとことん“いやぁ〜な女”に仕上げたいです。女優として楽しみだし、振り切っていきたい」とキッパリ。男勝りな度胸の良さもうかがわせていた。

 個性派劇団集団・Piperに俳優・岡田義徳、お笑いタレント・川田広樹(ガレッジセール)、相武を加えた豪華な面々で展開する舞台『THE LEFT STUFF』は4月10日(土)から東京・本多劇場で初日を迎え、以降、大阪、名古屋、広島、仙台と順次公演が決定している。

>>特集☆相武紗希
初舞台への意気込みからプライベートまでを赤裸々告白


初舞台で“嫌な女”を演じきると意気込む相武紗季 

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