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浅野温子が故・鈴木その子さんの会社『SONOKO』の役員に就任

2009-04-16 13:00 eltha

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 女優の浅野温子が16日(木)、故・鈴木その子さんが創業した食品・化粧品会社『SONOKO』の担当執行役員に同日付で就任し、都内で就任記者発表会に臨んだ。浅野は「(SONOKOの)“すべての女性を美しく健やかに”という経営理念に共感しました」と参加のいきさつを述べ「これからも女性たちを応援していきたいと思います」と意気込みを熱く語った。

 過去にドラマで更年期障害に苦しむ女性を演じた時の経験から「女性がいつまでも美しく、健やかでありつづけることは大事」と痛感。女優という職業だが「立場は違えど、女性たちを応援する気持ちは同じ」ことから、美容業界を通して女性の美に関わっていくことを決めたという。

 実際に業務へ参加したのは10か月前。毎日のように会議を繰り返し、異業種の人たちとの意見交換では苦労も多かったという。「業種が違うとこんなに言葉の受け取り方や見方が違うのかとビックリした」と苦笑いしながらも「“目指す道は同じ”だという信頼のもとでやってきた」と、強い信念をのぞかせた。

 そんな浅野について、野辺一也社長は「経営者としてのポテンシャルが高い」と絶賛。また、玉塚元一会長は「浅野さんの信念やしっかりとした考え方に、社員一同感銘を受けた」と語り、浅野の役員就任による会社の活性化へ期待を寄せた。

 浅野が担当しているのは、同社の新プロジェクト『my42自分応援プロジェクト』。“人生の分岐点”を迎えた42歳の女性をターゲットにした、美容・メンタルのサポートプログラムで、スペシャルサイトでは公募により集まった10名の女性たちにスポットを当て、内外両面の美しさを引き出していく。

 食品・化粧品会社『SONOKO』は、美容・料理研究家の故・鈴木その子さんが74年に設立(当時・ときの商事)。一代で年商100億円の会社に成長させた女性実業家でもあったその子さんは、1990年代に“美白の女王”として一世を風靡。当時、10代後半の女性を中心に流行していた“ガングロ(肌を小麦色に焼く)ブーム”から一転、美白ブームへの流れを作った人物のひとりとしても知られている。

『SONOKO』の担当執行役員に就任した浅野温子 

『SONOKO』の担当執行役員に就任した浅野温子 

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