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紅葉ライトアップも美しい!滋賀・坂本「日吉大社」もみじ祭り

2021.10.07

滋賀県大津市坂本にある「日吉大社」は、全国3800余社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮です。また日吉大社は、滋賀県屈指の紅葉の名所として知られ、毎年、秋になると境内にある約3000本のもみじが華やかに色づき「もみじ祭り」が開催されます。さらに、もみじ祭りの期間中にはライトアップも行われます。秋の日吉大社で、目にも鮮やかな紅葉を楽しんでみませんか?

日吉大社の神様のお使いである「神猿(まさる)」とは

写真:モノホシ ダン

日吉大社は、約2100年前、崇神天皇7年に創建されました。平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師・最澄が比叡山に延暦寺を開いてからは天台宗の護法神として、多くの人々から崇敬を受け、現在に至っています。
日吉大社には、西本宮と東本宮の二つの神域があり、それぞれに楼門や本殿が鎮座しています。境内には、約3000本のもみじがあり、見頃は、毎年11月10日頃から12月上旬までの間。
いちばんのみどころは、大宮橋から山王鳥居をくぐって西本宮楼門までの表参道で「もみじロード」とも呼ばれています。
大宮橋から坂を上りきったところには、山王鳥居(写真)があり、鳥居の先に見えるもみじがとても美しく、おすすめのフォトスポットでもあります。

写真:モノホシ ダン

日吉大社では、古くから猿を飼っていて、社務所前の神猿舎では、現在2匹のお猿さんが飼育されています。古来、比叡山には多くの猿が生息していましたが、いつの頃からか魔除けの象徴として大切に扱われるようになりました。
日吉大社では、猿は神様のお使いであるとして「神猿(まさる)」と呼ばれています。「まさる」は、魔が去る、勝るに通じるようにつけられた名前で、縁起の良いお猿さんです。

写真:モノホシ ダン

そのため日吉大社の授与品では、神猿にちなんだものが多く、なかでも「神猿みくじ」がイチ押し。赤い紐を引くと中からおみくじが出てきます。お猿さんは、家の鬼門や玄関に置いておくと開運・魔除けなどをよい方向に導いてくれます。
ほかに、絵馬に自分で申の顔を描く「まさる絵馬」も楽しい。

西本宮楼門前の「花手水」はおすすめのフォトスポット

写真:モノホシ ダン

西本宮エリアで、ほかに美しいモミジを見ることができるのが、宇佐宮(うさぐう)への参道沿い。周囲をもみじに囲まれた参道の奥には、摂社の宇佐宮の拝殿と本殿が一直線に並んでいて、見事な建築美を感じさせます。

写真:モノホシ ダン

宇佐宮の近くには、宇佐若宮があります。御祭神の下照姫神(したてるひめのかみ)は、美しい容姿を持つ女神であることから、美容と縁結びに御神徳があるとされ、女性の参拝者の人気を集めています。

写真:モノホシ ダン

さらに、西本宮の楼門前の手水舎では、もみじ祭りに先駆けて「花手水」が開催されています。お花は、週替わりでテーマを変えますので、毎週違ったアレンジメントを楽しむことができ、フォトスポットとしてもおすすめ。
<日吉大社の花手水の基本情報>
場所:西本宮楼門前
期間:2021年9月14日(火)〜12月6日(月)
時間:9:00〜16:30

日吉大社独特の建築構造「日吉造(ひえづくり)」とは

写真:モノホシ ダン

丹塗りが施され、境内でひときわ威容を誇っている西本宮楼門は、国の重要文化財。日吉大社が、1571年(元亀2年)、織田信長の比叡山焼き討ちの際に焼かれてしまったため、1586年(天正14年)頃に再建されたものです。

写真:モノホシ ダン

楼門の軒下四隅には、屋根を支える棟持猿(むなもちさる)の姿が。それぞれ違ったポーズの神猿さんが、参拝者を静かに見守っています。

写真:モノホシ ダン

国宝の西本宮本殿には、大津京遷都にあたって、奈良県の三輪山より勧請された大己貴神(おおなむちのかみ)が祀られています。本殿は、1586年(天正14年)に再建されたもので「日吉造(ひえづくり)」。
日吉造とは、日吉大社独特の建築構造で、東西両本宮本殿と宇佐宮本殿の3社に用いられています。大きな特徴のひとつとしては、床下に、明治の神仏分離まで本地仏を安置していた「下殿(げでん)」と呼ばれる部屋が設けられていることです。

特別公開の「神輿収蔵庫」で日吉大社山王祭に思いをはせる

写真:モノホシ ダン

西本宮をお参りしたら、境内の東端にある東本宮エリアに行ってみましょう。西本宮から東本宮に向かって歩くと、左手に八王子山への石段があり、その右側に神輿収納庫があります。
収蔵庫には、約400年前の安土桃山時代の作で、国の重要文化財に指定されている7基の山王神輿があり、もみじ祭りの期間中に特別公開されています。ちなみに、山王神輿は、全国神輿のルーツといわれています。
毎年、春に開催される「日吉大社山王祭」は、791年(延歴10年)、桓武天皇が日吉社に2基の神輿を寄進されて以来、1200年以上の歴史を有する湖国三大祭のひとつ。
神輿を激しく揺さぶる「宵宮落とし神事」や、7社の神輿が湖上を渡る「船渡御」など、古式豊かな祭礼の数々が繰り広げられます。

写真:モノホシ ダン

東本宮の入口に建つ東本宮楼門は、西本宮楼門と同じく三間一戸楼門で、国の重要文化財。三間一戸とは、柱間三つのうち中央の一つが出入口となっているものをいいます。
西本宮楼門とは、やや違った比例を持っていて、どちらかというと一階部分が高く、二階部分が低いので、すらりとした均整のとれた建物で、安土桃山時代の天正〜文禄年間頃に建てられたものです。

写真:モノホシ ダン

東本宮本殿は、1595年(文禄四年)に再建されたもので、西本宮本殿と同じく日吉造で、国宝に指定されています。本殿には、神体山の八王子山(381m)に鎮座する大山咋神(おおやまくいのかみ)が祀られています。建物の床が地面より高いのは、床下に下殿が設けられているためです。
日吉大社は、全国随一の社殿群と見事な建築美を誇っています。とくに秋は、周囲の紅葉に壮麗な社殿が映えてさらに美しい眺めとなります。

幽玄かつ幻想的な雰囲気に包まれる「秋の紅葉ライトアップ」

写真:モノホシ ダン

日吉大社の秋の紅葉ライトアップは、大宮橋から西本宮までの表参道で行われます。日中に一度参拝された方は、夜に再度訪れると、昼夜の景色の違いに、まるで別の場所にやってきたのではないかと思うかも知れません。

写真:モノホシ ダン

夜のライトアップは、色鮮やかな日中とはうって変わって、幽玄かつ幻想的な雰囲気に包まれます。とくに、山王鳥居のあたりは、七色にライトアップされていて、次々にライトの色が移り変わっていくのがとてもカラフルです。

写真:モノホシ ダン

なお、紅葉ライトアップの時間帯は、日吉大社の拝観料が無料となります。秋の日吉大社で、美しい紅葉とライトアップを満喫してください。
<日吉大社の紅葉ライトアップの基本情報>
期間:2021年11月6日(土)〜12月5日(日)
点灯時間:17:00〜20:30
拝観料:無料

秋の坂本で紅葉とライトアップを満喫しよう

いかがでしたか。秋の坂本は、日吉大社のほかにも、旧竹林院や明智光秀ゆかりの西教寺でも、美しい紅葉とライトアップを観賞することができます。日吉大社・旧竹林院・西教寺の3ヶ所は、いずれも徒歩圏内にあります。彩り鮮やかな秋の坂本で、楽しい1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
2021年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
日吉大社(外部リンク)
http://hiyoshitaisha.jp/about/
琵琶湖大津トラベルガイド(外部リンク)
https://otsu.or.jp/

【トラベルjp・ナビゲーター】
モノホシ ダン

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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