ホーム 旅行&おでかけ > バスツアーを徹底攻略!選び方・コツを旅のプロが教えます

バスツアーを徹底攻略!選び方・コツを旅のプロが教えます

2022-01-20

日帰りから、なんと数日をかけて日本を巡るツアーまでラインナップされたバスツアー。しかも内容は観光だけでなくグルメに美術鑑賞にハイキング、数々の学びに観劇…と大変バラエティに富んでいて、あまり知られていないスポットへも楽々で連れて行ってくれます。
また、空気清浄機を搭載したバスや参加人数を抑えたツアーが登場するなど感染症対策も万全!
そんなバスツアーの魅力と、さらにツウならではの使い方も伝授します!

まさに老若男女が楽しめる企画が揃うバスツアー

写真:トラベルjp編集部

行き先によって、日帰りから数日かけての旅まで選べるバスツアー。家族でテーマパークやフルーツ狩りに、カップルや友人でおいしいものを食べに、または一人でのんびりと。最近のバスツアーには様々な年齢の方が参加されています。
インターネットで大手旅行会社のサイトを開けば、すぐにその季節のおすすめバスツアーがいくつも表示されます。出発したい地域などの条件をいれれば、さらにおすすめを絞り込んでいくことも可能。また、ツアーを企画催行しているバス会社も各地にあります。
ホームページやパンフレットには、行く機会がなかなかない場所へあなたを誘ってくれるツアーが待っています。

時間もお金もお得なバスツアー

自分で行くとなると乗り物を何度も乗り換え、辺鄙な場所になれば公共交通機関が少ないことだって珍しくありません。それが、バスツアーになると出発場所が多く設定されているだけでなく、乗り換えの心配だって不要です。さらに一般車にはない駐車場の優先確保などもあり、点在している名所を複数訪れることもできます。
こちらは年間を通してマイカーでは入れない上高地。バスツアーなら乗り換えなしでこの景色にだって会いに行けます。
また、入場料や拝観料が入ったツアーに料金以上のサービスがついていることも。お茶の接待やお寺でのご法話。試食プレゼントや買い物の割引券。こういった「バスツアーだからこそ!」という企画が盛り込まれていることもあるのです。食事がつく場合も、個人客として支払うより優遇されていることが珍しくありません。
だからといって団体行動ばかりではありません。行程の中に、散策や買い物などが楽しめるフリータイムが設定されていることがほとんどです。

安全対策もしっかり!進化するバスとバスツアー

約5分で車内の空気が入れ替わり、空気清浄機が搭載されていることも多い観光バス。
さらに、ここ数年は、乗車定員が十数名という、まるで座席が航空機のファーストクラスのような豪華なバスも次々と登場しています。
また、通常40名以上が乗れるバスに、安全を優先させて、「20名以下」や「30名以下」など少ない人数に限定した「3密」を避けるツアーも沢山出ています。そういうツアーなら一人参加の場合でも知らない方と相席になることもありません。安心感が高まりますよね。

さまざまな旅を後押しするバスツアー

その土地ならではのおいしいものを食べに行きたいと思っても、車で行けばアルコールはもちろん禁止。しかしバスツアーならビール工場や蔵元での限定品や試飲も嬉しいし、話題のお店やパワースポットに立ち寄るなどの楽しみも。また、グルメの旅に温泉も組みこまれていて、ゆったり滞在というプランも人気です。
さらに、大都市から離れた有名美術館やハイキングコースへもご案内。疲れても座ってラクラク、朝乗車した自宅近くの集合場所までバスが連れて帰ってくれます。
観光やグルメだけではありません。季節にもよりますがこんな魅力的なツアーもあるのです。
1.ミュージカルや吉本新喜劇の観劇に豪華ホテルの食事付き
2.大手だからできる!有名美術館の休日貸し切り
3.見学席もしっかり確保、遠くても安心の花火見物
4.通常ではなかなか行けない宿やホテルへ
5.夏休みの子供に嬉しい体験や見学
ねっ、どんな楽しみがあるか探してみたくなったでしょ。
(詳しくは下記関連MEMOをチェックしてみてください)

さらにワンランク上の使い方も

バスツアーの魅力が分かって頂けましたでしょうか。
それではここから、ワンランク上の使い方をご紹介しましょう。
例えば海外でも大人気の京都へ旅したとします。市内の有名観光地は公共交通機関でそれほど不便を感じずに周れるでしょう。しかし少し離れた貴船や、かやぶき里として有名な美山などは行きたくてもけっこう不便。そこで利用したいのが、関西発着の日帰りバスツアーです。
行き先は京都府内だけではありません。グルメにうれしい淡路島も、世界遺産の高野山も、そして山陰の城崎温泉や冬の日本海の蟹ツアーも、京都や大阪、神戸をはじめとする関西の主要都市から旅のプラスが可能。ネットで全国のツアーが確認できるので、個人旅行の中に現地バスツアーを組み込むという楽しみ方ができるのです。
さらにこんな使い方もあります。
おいしいものを食べたり観光してあとは出発地に戻るだけ、となったときに、そこからツアーを離れることもできるのです。返金はありませんが旅行会社に伝えておけば、途中でツアーを離れてさらに遠くへ向かったり、自宅方向へ交通機関で向かったり…なーんてことも可能。

こんなポイントでツアーを選ぼう

ツアーを選ぶときのポイントとして、「安全」は忘れないでいただきたい項目です。あなたを思うまわりの方々のためにも、まずは安全対策をとっているツアーから選ぶことをお勧めします。
そして、訪れたい場所がある場合はそこでの滞在時間を確認しましょう。旅行会社でも人気の場所は長めに時間を設定していますが、ツアーのおすすめとなっている場合は滞在時間が大まかに表示されるので目安になります。
また「○○牛食べ放題」「△△に3時間滞在」「フルーツ狩りに、さらに嬉しいお持ち帰り」など、ツアーにつけられたタイトルがそのコースのメインとなります。タイトルの内容と料金から、自分好みのツアーを選んでいきましょう。
ランクアップした宿や食事が提供されたり、トイレ付きや座席数が少ない造りのバスを利用する場合などもツアーの説明に表示されています。また、ゆったりした行程のツアーも企画されているので、それらも選ぶ参考にしてください。

利用しなきゃもったいない バスツアー!

北海道から九州まで、ガイドブックや観光サイトにはあまり載っていない風景やおいしいものがたくさん待っています。
ネットで気にいったコースがあれば申し込みや決済ができるし、旅行保険だって申し込みオーケー。また申し込みだけでなく、最少催行人数の確認や(人数不足の場合はツアーが催行されません)、日程の変更などは電話でもできます。すぐにキャンセル待ちになってしまう人気の高いコースもありますが、ネットの場合は「考え中」にしておけるホームページを備えた旅行会社もあるので、気になるコースは早めにチェックしておきましょう。
旅は五感をフル活用させ、リフレッシュ効果が大きいといわれています。気軽に出かけられるバスツアーで、さあ、非日常の世界へ!

■関連MEMO
トラベルjpバス特集
http://www.travel.co.jp/senmon/highway/

【トラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

関連記事

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

Facebook

あなたにおすすめの記事

P R

eltha イチオシ特集

お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ