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「子どもは大丈夫かってどういう意味?」義父からの余計な心配がつらい…

2021-10-11

初産の嫁の体調や初孫の成長などいろいろと気にかけて心配してくれる義父。しかし、その心配が時にはママの負担になることも……。義父の悪気ない発言に傷ついた体験談です。

義父はやさしい人で、私をよく気づかってくれます。長子を妊娠・出産した際は、義父にとっても初孫だったためか、いろいろな本を読んだりドキュメンタリー番組を観たりして得た知識をいろいろと教えてくれました。しかし、そのことで遠回しに傷つけられることもありました。

義父からの余計な心配がつらい…

義父から「子どもは大丈夫か」ってどういう意味?余計な心配がつらい…
義父から「子どもは大丈夫か」ってどういう意味?余計な心配がつらい…

知っていることを延々と聞かされる

義父は博識で、普段から私の役に立ちそうだと思ったことを教えてくれます。妊娠中も、「妊娠中はこんな栄養素を積極的にとるようにしたらいい」「胎教にはこの音楽がいいらしい」などなど、いろいろな情報を教えてくれました。

しかし、それらはすでに知っているものばかり。妊娠している本人が1番アンテナを張っているのは当たり前なのですが、義父はそうは思わず、私がすべて初耳だと思って話しているので、期待を裏切るわけにもいかず……。

「へ〜!」「そうなんですか〜!」「あっ、それは前に助産師さんから聞いたことがある気がします!」などなど、義父の顔を立てるように返事をするのが大変でした。

「帝王切開の子は〜だから」と言われる

出産は帝王切開でした。出産する前は全然気になっていなかったようなことが、やはり自分で体験すると気になるようになりました。例えば、「帝王切開で生まれた子は、辛抱ができない子になる」とか「アトピーやアレルギーになりやすい」など大抵は根拠のない話です。

生まれ方は関係ないと思いながらも気にしているところへ、義父から「帝王切開の子はアトピーになりやすいから食事に気を付けるように」だとか「たくさん母親の愛情を与えるように」だとか言われ、当時は深く傷つきました。

成長に関する心配

私には親戚に障がいをもっている人がいます。そのことは結婚する前に夫の家族に話してありましたし、結婚に反対されることはありませんでした。

しかし、子どもが1歳になったころ、「子どもは大丈夫か」との言葉が……。意味がわからずにきょとんとしていると、「成長に変わったところはないか」と聞き直されました。それでも私は意図が読み取れず「はあ、大丈夫です」とあいまいに答えましたが、後日夫にそのことを話すと「障がいのことを心配してるんだよ」とのこと。夫は「余計なことを気にしないでくれ」と答えたそうです。

私は義父に対して「ひどい」と感じる半面、「気にするのも仕方ないことか」とも思い、複雑な心境でした。

義父は時々私の心の弱いところを突いてくるので、傷つくことがあります。しかし義父にはまったく悪気がなく、むしろ好意からしてくれているということはわかっていますし、私が気にしすぎている面もあるなと気づかされることもあります。助言をありがたく聞き入れて、素直な気持ちでいることの大切さを、義父のおかげで忘れないでいられます。

原案/武田沙季子

作画/はたこ

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提供元:ベビーカレンダー

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