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加齢で風邪をひきやすくなった!?漢方の効果がすごかった!【体験談】

2021-01-21

漢方薬局というと、私にはずっと子宝相談のイメージがあって入るのに抵抗がありました。しかし、40代となって風邪が治りにくくなったことから、ついに漢方薬局を訪問。漢方の効果に驚きました。

漢方を含めた東洋医学の「健康と病気の間である『未病』のうちに対策をする」という考えはおもしろく、漢方、東洋医学に興味を持つきっかけとなりました。漢方の知識は健康増進とセルフメディケーションのために役立つのではないかと思ったのです。

年とともに風邪の治りが悪くなってきた

加齢とともに、最近よく風邪をひくようになってしまいました。毎月風邪をひくこともあり、そのたびに子どもに迷惑をかけて情けなく思います。特に40歳を過ぎてからは、秋に風邪をひくと咳が止まらず苦しむように。耳鼻科や内科を受診してもなかなか回復しないのです。

私の場合、西洋薬の咳止めは眠くなることがあり、車の運転や仕事のことを考えると積極的に服用できません。漢方は、以前別件で服薬した際も眠くはならなかったので、漢方を試してみようという選択に。ネットで調べると家の近くに漢方薬局があることがわかり、行ってみました。

漢方薬局ってどんなところ?

漢方薬局では、細かい問診や舌診、血圧測定、血管年齢の測定などをしました。また、30分くらいかけてよく話を聞いてもらえたのが印象的で、ルイボスティーも出してくれました。

問診などの結果すすめられたのは、呼吸をラクにするという平喘(へいぜん)顆粒と麻杏止咳(まきょうしがい)顆粒の2種類の漢方薬。これらを購入し、自宅で飲み始めました。お湯に溶かして飲むと、なんだかホッとします。特に、寝る前に飲むと咳がラクになりました。1週間分が約4,000円、1週間では治らなかったので追加購入しました。2〜3週間後に症状は緩和へ向かい、1カ月後にはスッキリしました。

その後は、風邪をひいても発熱がなければ病院は受診せず、まずは漢方で対処するように。風邪に対する漢方は、個人の抵抗力や喉の痛み、寒気、おなかの不調などの症状に合わせて処方が変わりました。漢方薬は非常に種類が多く、早期に使用してうまく合えば西洋薬よりも治癒が早いことを勉強して知りました。

風邪をひきやすい体質を根本から治療

私がお世話になっている薬剤師さんはSNSや本で漢方の情報を発信されているので、それをチェックすると知識が増えました。薬剤師さんによると、東洋医学では治療を「本治(ほんち)」と「標治(ひょうち)」に分けて考えるそうです。本治とは病気の原因となる本質を治す治療(根本療法)、標治とは今ある症状のみを治す治療(対症療法)のことで、私の場合は、「本」にあたるのは風邪をひきやすい体質なのだそうです。これをなんとかしたくて、今度は毎日、衛益(えいえき)顆粒を飲み始めました。衛益顆粒は1カ月分が約9,000円と安くはありませんが、飲み始めて3カ月たったころから風邪をひく頻度が減少しました。季節の変わり目や調子の善し悪しで服薬回数を増減させて良いと薬剤師さんから教えてもらったので、そのようにしています。

そして、東洋医学には「健康と病気の間である『未病』のうちに対策をする」という考えがあり、漢方以外にも鍼灸、薬膳などで新陳代謝を促し、自然治癒力を高めるという考え方があるそうです。東洋医学についての勉強は難しそうなイメージがありましたが、漢方薬の服用をとおしてより身近な物となり、本を買ったりネットで調べたりしています。コロナ禍で在宅時間が増えたため、単発のオンライン講座に参加したりもしています。

まとめ

漢方、東洋医学を学ぶきっかけとなった漢方薬局。はじめは風邪に対する対処法からでしたが、体質改善にもつながり、東洋医学の奥深さを感じました。東洋医学と西洋医学の違いを理解しながら、良いとこ取りで健康増進とセルフメディケーションをおこなっていきたいです。今は漢方や薬に頼るところも大きいですが、運動や睡眠、食事内容も改善して、総体的に健康な体を目指していきたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※コロナ禍においては、風邪症状がある場合はかかりつけ医に相談しましょう。参考:新型コロナウイルス感染症の予防に関する相談・受診の目安

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提供元:ウーマンカレンダー

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