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「もしかして妊娠?」予兆は何週目ごろから?妊娠超初期症状の特徴

2021-02-18

「もしかして妊娠?」予兆は何週目ごろから?妊娠超初期症状の特徴

妊娠したいと思っている場合、妊娠超初期にどのような状態になるのか気になるのではないでしょうか。そこで、妊娠の予兆はいつごろ感じることができるのかや、妊娠超初期に感じられる症状について解説します。妊娠の予兆を感じたときに、どのような点に気をつけるのかについても説明しますので、現在妊娠している可能性がある人も参考にしてみてください。

妊娠の予兆とは?いつから出るの?

「妊娠しているかもしれない」と予兆が感じられるのは、だいたいは妊娠4週目以降です。妊娠の周期は、最後に来た生理の1日目から妊娠0週目と数え始めます。排卵は妊娠2週目ごろに起き、受精し着床するのは妊娠3週目ごろです。この妊娠3週目に妊娠の予兆を感じ始めることもあります。しかし、まだ妊娠すると分泌されるhCGホルモンの量は少ない状態です。妊娠4週目ごろになると、hCGホルモンの量が増えて、尿中に排出されるほどになります。

妊娠検査薬はhCGホルモンの量が多いと、妊娠陽性となる仕組みです。そのため、妊娠4週目になると妊娠検査薬が使用可能になり、妊娠の予兆を感じられる人が多くなります。ただ、生理の周期や排卵の時期により、妊娠4週目に必ず妊娠超初期症状を感じられるわけではありません。妊娠超初期症状の現れる時期には個人差があるので注意してください。

妊娠の予兆・妊娠超初期症状の特徴とは

・生理が遅れる妊娠超初期に感じられる予兆として、まずは生理の遅れがあります。受精卵が着床すると分泌が始まるhCGホルモンの働きにより、妊娠すると生理はきません。しかし、妊娠していても月経様出血という少量の出血をする人もいるので、注意は必要です。出血があったからといって、妊娠していないわけではありません。いつもの月経とは違う少量の出血であった場合は、この月経様出血の可能性があります。

・月経様出血がある逆に、月経様出血が妊娠の予兆となるときもあるでしょう。生理にしては少量で、出血する期間が少ないことにより、妊娠したことがわかることもあります。おりものの性質がいつもと変わるということも、妊娠超初期症状のうちのひとつです。妊娠が成立すると、おりものの量が増えた、色が違う、粘り気が強いなど、おりものの色や状態が変化することもあります。おりものの色が茶色い場合は、子宮内で出血が起きている状態です。茶色いおりものが出た場合は、産婦人科に早めに相談することをおすすめします。

・つわりが始まるつわりは、妊娠5〜8週に始まる人が多いです。しかし、4週目ごろの妊娠超初期からつわりのような症状が始まることも珍しくはありません。吐き気や嘔吐も、妊娠超初期症状のひとつです。吐き気や嘔吐まで激しい症状ではなく、むかつきや胸やけ、やたらとゲップが出るという場合もあり、つわりの前兆のような状態になる人もいます。「風邪か食べ過ぎではないか」と思っていたら、妊娠していたということもよくあることです。

・においに敏感になる妊娠超初期症状として、においに敏感になるという人もいます。今まで平気だったにおいや、むしろ好きだったにおいに対して、急激に不快に感じるようになった場合、それは妊娠初期症状かもしれません。他の人が感じないようなにおいを自分だけ感じてしまったときも、妊娠が原因でにおいに過敏になっているからという可能性もあります。妊娠の予兆として、嗅覚だけではなく味覚の変化はよくあることです。妊娠すると、好物の食べ物が食べたくなくなったり、いつもと味が違って感じることもあります。

・強い眠気を感じるいつもよりも眠気を感じる、我慢できずに眠ってしまうということにより、妊娠の予兆を感じる人もいます。いつもとは違う異常な眠気を感じる場合、それは妊娠超初期症状かもしれません。生理中や排卵期に胸の張りを感じる人は多いですが、妊娠超初期に胸が張るという人もいます。生理が来ていないのに、胸だけは張っているというときは妊娠しているかもしれません。

・頭痛やだるいなど体調不良になるまた、頭痛やだるさなどの体調不調を感じる人もいます。微熱や下腹部痛を感じるという人もいて、「風邪か軽い体調不良かな?」といった症状が妊娠超初期症状であるかもしれません。そういった全身症状以外に、下痢や便秘など排便に異常が現れることもあります。妊娠すると、ホルモンバランスが崩れて胃腸の動きが悪くなるので、下痢や便秘は妊娠超初期症状としてよくあることです。

・精神状態が不安定になる妊娠が原因のホルモンバランスの崩れにより、精神状態が不安定になることもあります。妊娠超初期は、気分の浮き沈みが激しくなり、無性に不安感に襲われ気分が沈んだり、逆にハイ状態になってしまったりと、いつもとは何か違う精神状態になりがちです。また、血圧が低くなったり、逆に高くなる人もいます。そのため、貧血っぽくふらふらする、もしくは動悸、息切れがしやすくなるということが妊娠の予兆となることもあるでしょう。

妊娠超初期症状の特徴として、さまざまな事例をあげました。しかし、妊娠超初期に現れる症状は人それぞれです。人によっては、「妊娠超初期には何も感じなかった」ということも珍しいことではありません。妊娠超初期症状には個人差がありますので、その点には注意しましょう。

予兆に気づいたときに注意してほしい点

妊娠超初期症状には、胸の張り、出血、下腹部痛など、生理前の症状と似ている点が多々あります。それらの症状から、「もうすく生理が来るかな?」と思っていたのに妊娠していたという可能性も否定できません。生理前のような状態であっても、妊娠しているかもしれないので注意が必要です。逆に、生理前の症状を妊娠超初期と思い込んでしまうと、生理が来てしまい落ち込んでしまうこともあるかもしれません。妊娠の予兆を感じても、過度に期待しないほうがいいでしょう。

とはいっても、妊娠の可能性はゼロではありません。妊娠の予兆を感じたときは、たばこやお酒、薬などはストップしておきましょう。妊娠超初期症状には、微熱やだるさ、胃の不快感などがあり、自己判断で風邪薬や胃腸薬を飲んでしまう人もいます。妊娠の可能性がある状態で体調不良になってしまったら、自分で薬を服用するのではなく、医師の診察を受けてからにしたほうがいいでしょう。その際には、妊娠の可能性があることを伝えることを忘れないようにしてください。

摂りすぎは良くないとされているカフェインも控えておいたほうが安心です。WHOは、妊婦は1日にコーヒー3〜4杯までにすることを呼びかけています。ちなみに、緑茶や紅茶に含まれるカフェイン量はコーヒーの約半分です。妊娠しているのではないかと思ったときは、コーヒーは1日3杯程度まで控えておきましょう。カフェインが多量に含まれるエナジードリンクなどは、1缶もしくは1瓶にコーヒーの2倍のカフェインが含まれています。エナジードリンクの飲用は控えておきましょう。

また、妊娠検査薬についても注意が必要な点があります。市販の妊娠検査薬の多くは、生理予定日の約1週間後から使用可能です。妊娠の予兆を感じてすぐに使用しても、正しい結果が得られない可能性があります。また、妊娠検査薬で陽性がでたとしても、正常に妊娠しているかどうかはわかりません。子宮ではないところに着床してしまう子宮外妊娠や胎盤に腫瘍ができる胞状奇胎などの異常妊娠の可能性もあります。妊娠検査薬で陽性がでた場合は、必ず病院の診察を受けましょう。

まとめ

妊娠超初期症状は、早い人で妊娠3〜4週目に現れます。妊娠超初期症状の具体的な状態は、知られている生理の遅れやつわりのような症状のほかにも、さまざまなものがあります。体がいつもと違う状態で、「体調不良かな?」と思ったら、妊娠を疑ってみてもいいかもしれません。ただ、妊娠超初期に体調に変化が現れるのか、それはどのような状態なのかは、個人によって大きく差があるという点には注意しましょう。

<参考>

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提供元:ベビーカレンダー

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