2021-03-22
新宿の喧騒から離れた河田町でひときわ目を惹く美しい洋館「小笠原伯爵邸」、礼法の宗家として有名な小笠原家第30代当主小笠原長幹伯爵の本宅です。国内では希少な本格的なスパニッシュ建築の洋館は、昭和2年(1927)建設当時の芸術性を保ったまま改修され現在はブライダルやパーティーにも利用されるレストラン。予約をすれば優美な伯爵邸でとびきりの時間を楽しむことができます。
小笠原伯爵邸は都営大江戸線「若松河田」が最寄り駅。「河田口」から地上へ出て振り向けば、もうそこに洋館が見えるので迷う心配はありません。
葡萄棚がデザインされたキャノピー(外ひさし)が印象的なエントランスには、両側に鳥の形に刈り込んだトピアリー。鳥は小笠原伯爵邸の随所に見られるテーマの1つです。
エメラルドグリーンのスペイン瓦と彩色タイルで見事に装飾された外壁。日本の釉薬研究の第一人者小森忍氏のタイルアートを、2002年の大改修で忠実に再現しました。
生命の賛歌をモチーフに制作されたと言われる外壁のレリーフ。ここにもカラフルで愛らしい鳥の姿をみることができます。
格式と重厚感あふれるグランドサロン。中央の大テーブルは伯爵邸に残された家具の一つで、実際に伯爵家が使っていたもの。伯爵家の迎賓の食事に使われたテーブルは、エリザベシアン(アンティークの様式)の影響が見られる名品です。
かつては男性専用の旧喫煙室。幾何学模様が描かれた大理石の床や精緻な内壁の装飾は、伯爵邸だった当時のまま昔日の美しさを留めています。
列柱装飾が優美なクラシックスタイルのラウンジは、竣工当時の写真を元にヨーロッパから1点ずつ家具や什器を集めて再現したというこだわりの空間。
ラウンジ中央の窓に施された可憐な花のステンドグラス。日本最初期のステンドグラス作家・小川三知氏の作品を改修の際に締め直して使い続けています。
バルーンシェードのカーテンにシャンデリア、貴婦人が似合いそうなこの部屋はなんと美しすぎるパウダールーム!小笠原邸はお手洗いまで素敵です。
小笠原伯爵邸では、最先端のヌエバ・コシーナ(新しいスペイン料理)が楽しめます。レストランとしての小笠原邸は、2008年から14年連続でミシュランガイドで星を獲得している名店。写真はベランダ席。庭のシンボルである樹齢500年のオリーブの樹を眺めながら、ゆったり食事を楽しめます。
シェフにおまかせのコースメニューでは創意あふれる美味に出会えます。お店の方のおもてなしは温かく、料理を丁寧に説明してくれるのを聞くのも楽しみ。
世界中で親しまれるシェリー(Scherry)は、スペイン南部の限定地域で造られる独特な製造熟成方法の白ワイン。小笠原伯爵邸では本場のシェリーを味わうことができます。
最初の1品からデザートまで美しく、心地よく食事を楽しめます。
伯爵邸の名にふさわしく華やかで格調高いけれど、おもてなしが温かでリラックスした気分にさせてくれる小笠原伯爵邸を訪れてみてください。
住所:東京都新宿区河田町10-10
電話番号:03-3359-5830
アクセス:
都営大江戸線 若松河田駅下車 河田口より徒歩1分
レストランの営業時間:
Lunch 11:30〜15:00
Dinner 18:00〜23:00
定休日:無(但し年末年始を除く)/予約制
2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
小笠原伯爵邸(外部リンク)
https://www.ogasawaratei.com/
【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
麦吉 ぼに
関連記事
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコン顧客満足度ランキング
オリコン顧客満足度ランキング
プレゼント特集