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富士山がご神体!富士宮市「富士山本宮浅間大社」を巡るポイント

2021.03.25

見る人すべてに感動を与えるパワースポット・富士山。その南麓に位置する「富士山本宮浅間大社」は、富士山をご神体とする、全国1,300余の浅間神社の総本宮です。
主祭神は、木花之佐久夜毘売命。大変美しい女神様で、安産・良縁・火難消除などの御神徳で知られています。
境内は有名な桜の名所。名物「富士宮やきそば」を味わえる「お宮横丁」も見逃せません。今回は、参拝の際に知っておきたいポイントをご紹介します。

浅間神社の総本宮!「富士山本宮浅間大社」とは

写真:波奈 美月

「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)」は、駿河国(現在の静岡県東部)で最も社格が高い「一之宮」。2013年には、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として、世界文化遺産に登録されました。
富士宮市中心部に位置しており、JR身延線 富士宮駅から徒歩10分ほどで行くことができますよ。
一之鳥居は、高さ16mに及ぶ大鳥居。ただし少し離れた富士山世界遺産センターに建っているため、二之鳥居が実質的な「浅間大社」への入口となります。
二之鳥居の前に立つと、晴れた日は右手に富士山の姿を望むことができ、朱塗りの鳥居との美しいコントラストに誰もが感動します。

写真:波奈 美月

境内は、約17,000坪の「本宮」と、富士山頂にある「奥宮」からなります。実は、富士山の8合目以上は浅間大社の境内。広さはなんと約120万坪に及びます。
その起源は、紀元前27年、第11代垂仁天皇が噴火した富士山を鎮めるため、山裾に水の神である浅間大神(あさまのおおかみ)を祀られたことから。大同元年(806年)、水の神にふさわしい場所として、富士山の湧き水が豊富に湧くこの地に遷座しました。

写真:波奈 美月

主祭神は、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)。浅間大神と同じ神様です。
火難消除・安産・航海・漁業・農業・機械等の守護神ですが、子宝・安産・縁結びなど、女性にありがたい御神徳が有名!女子旅にもぴったりですね。

本殿の「浅間造」に注目しよう!

写真:写真AC

それでは、境内を巡ってみましょう。鳥居から先は聖域です。くぐる前に一礼をして、「手水舎」まで来たら、掲示の作法どおり、手や口を清めましょう。
壮麗な「楼門」の前に鎮座している石は「鉾立石(ほこたていし)」。かつて行われていた本宮と山宮(山宮浅間神社)を往来する神事の際、神様が宿った鉾を立てて休めた石です。

写真:波奈 美月

楼門をくぐると、美しい丹塗りの「拝殿」が目に飛び込んできます。拝殿とは、参拝者が本殿を参拝するための社殿。神様がいらっしゃる「本殿」は、その奥に位置しています。
本殿・幣殿・拝殿・楼門は、徳川家康公による慶長9年(1604年)の造営。楼門の左右に安置されている「随身像」は、慶長19年(1614年)の作です。

写真:波奈 美月

本殿は、高さ約13m。社殿の上に社殿を載せた「浅間造(せんげんづくり)」と呼ばれる二階建ての構造です。1階は宝殿造、2階は流造(ながれづくり)になっており、神社建築としてはかなり特殊。国指定重要文化財に指定されています。
このような構造になったのは、富士山が正面に見える位置に上げて、お供え物をするためだといわれています。

最強のパワースポット「湧玉池」!「咲良みくじ」もお薦め

写真:波奈 美月

参拝のあとは、拝殿右側の東門から出て、「湧玉(わくたま)池」へ向かうのがお薦め。湧玉池から「ふれあい広場」へ進むと、二之鳥居付近に戻り、境内を一周することができます。
湧玉池は、ご神体である富士山の雪解け水が湧きだす池で、境内でも最強のパワースポット。中世以降は、富士山に登る前に、湧玉池で身を清めることが習わしとなっていました。毎日約20万tもの水が湧き出ており、国の特別天然記念物や「平成の名水百選」に選定されています。

写真:波奈 美月

湧玉池のほとりに鎮座する「水屋神社」には、水汲み所が用意され、ペットボトル(初穂料200円)も置かれており、富士山のご霊水を持ち帰ることができます。霊峰・富士山から湧き出すバナジウムがたっぷり含まれた水。健康に良いこと間違いありませんね。

写真:波奈 美月

お薦めは、富士山のご霊水を使用する「咲良(さくら)みくじ」。拝殿東側の御朱印受付の前にあります(初穂料300円)。なんと、水に濡らすとおみくじの内容が浮き出てくるんです。乾いてからジャバラ折りにすると、おみくじを結んだ時、写真のように富士山の形にすることができますよ。

浅間大社は桜の名所!「富士宮やきそば」も見逃せない

浅間大社のご神木は、主祭神・木花之佐久夜毘売命の「木花(桜の花)」というご神名から「桜」とされています。そのため、境内には「桜の馬場」を中心に、約500本もの桜(主にソメイヨシノ)が植栽されており、春には圧巻の美しさを誇ります。
毎年、開花時期の3月下旬〜4月上旬には、ライトアップも実施!幻想的な夜桜も楽しめますよ(夕刻〜21:00・雨天中止)。

写真:波奈 美月

拝殿の右手にあるしだれ桜は、1569年に武田信玄公が寄進して、自らお手植えしたしだれ桜の二世。「信玄桜」の名で親しまれています。ソメイヨシノより少し早く、3月中旬頃に見頃を迎えるので、信玄桜が目当てのかたはご注意くださいね。

写真:写真AC

浅間大社を訪れたあとは、門前にある「お宮横丁」で富士宮グルメを楽しむのもよいですね。富士宮やきそば・ニジマスバーガー・静岡おでん・富士山餃子などを味わえます。
その入口に建つのは「富士宮やきそば学会 直営アンテナショップ」。「富士宮やきそば」をご当地グルメとして有名にした店で、正統派の富士宮やきそばが味わえます。あのモチモチした食感は癖になりますよ。
富士宮やきそばの一番の特徴は、コシのある麺。それは、市内にある4つの製麺業者の富士宮やきそば専用麺を使用しているからこそ。ラードを絞った後の肉かすを加える、仕上げにイワシの削り粉をふりかけるなどの調理法も大事です。
お土産は「御くじ餅本舗」の「御くじ餅」がお薦め。箱を開けるとおみくじが入っていますよ。

本殿が無い!「山宮浅間神社」は最も古い形式の不思議な神社

写真:波奈 美月

「山宮(やまみや)浅間神社」は、浅間大社の元宮(元の鎮座地)とされる神社。こちらも世界文化遺産・富士山の構成資産となっています。浅間大社から6kmほどの距離ですので、お時間があれば足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
創建年代は不明ですが、浅間大社の社記では、古代日本の英雄・日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの地に浅間大神を祀られたと伝えています。
神社といえば、本殿や拝殿を思い浮かべますが、山宮浅間神社には本殿も拝殿もありません。本殿に当たる場所にあるのは「遥拝所」。直接、富士山を礼拝する古い富士山信仰の形を残しています。

写真:富士山本宮浅間大社

木々に囲まれた参道の両側には、石灯篭が並び、その先に門のような建物がただひとつ建っています。こちらは祭儀の際に使用された社務所(籠屋)。昭和8年の建築です。
「籠屋(こもりや)」を通り抜けて階段を登れば、いよいよ「遥拝所」。視界が開け、正面に輝くような富士山を望むことができます。
遥拝所は、南北15.2m・東西8.4mの長方形。富士山を拝む方向に祭壇が位置しており、敷石で参列者が着座する配置が区画されています。
<山宮浅間神社の基本情報>
住所:静岡県富士宮市山宮740
駐車場:あり
アクセス:
・JR身延線富士宮駅から車で約15分
・JR身延線富士宮駅バス停(4番乗り場より粟倉万野線)から乗車約9分、万野団地入口バス停下車、徒歩約30分

写真:波奈 美月

古来から、富士山と桜は日本人の心を惹きつけてやまない存在です。富士山本宮浅間大社は、このふたつと最も結びつきが強い神社。富士山をご神体とし、桜をご神木としています。
ご神木の桜が咲く春は、やはり参拝に一番のお薦めの季節。あなたも美しい桜を眺めながら、雄大な富士山からパワーをたっぷり受け取ってくださいね。

富士山本宮浅間大社の基本情報

住所:静岡県富士宮市宮町1-1
電話番号:0544-27-2002
開門時間:
・11月〜2月 6:00〜19:00
・3月〜10月 5:30〜19:30
・4月〜9月 5:00〜20:00
駐車場:あり・150台
駐車料金:参拝者は30分無料、祈祷者は2時間無料。以後1時間毎200円。(1日1,500円)
駐車時間:5:00〜19:00(出庫は24時間可能)
アクセス:
・JR身延線 富士宮駅北口から徒歩約10分
・東名富士ICより西富士バイパス経由で約20分
・新東名新富士ICより西富士バイパス経由で約15分
2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
富士山本宮浅間大社 公式サイト(外部リンク)
http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/index.html

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
波奈 美月

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