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台湾東部で海の絶景を!花蓮や台東のおすすめ海スポット5選

2021-07-17

台湾本島は海に囲まれているため、台湾旅行の目的に「海」をお考えの方もいるのではないでしょうか。ビーチが目的でしたら台湾最南端の「墾丁」などが有名ですが、台湾の東側でも、とても美しい海岸線の景色を見ることができておすすめです。
今回は台湾東部に位置する「花蓮県」や「台東県」で絶景が見られる、おすすめ海スポットを5箇所ご紹介します。

そびえる「清水断崖」の下には花蓮の青い海

写真:鶴長 あき

まず最初にご紹介するのは、台湾東部花蓮県にある「清水断崖」です。名前の通り太平洋に向かって切り立った崖で、21kmにも渡って続いています。崖そのものは見るからに恐ろしいのですが、この清水断崖とその下に広がる花蓮の青い海とのコントラストは台湾八景にも選ばれた景色で、見応えがあります。

写真:鶴長 あき

この清水断崖を横から見る鑑賞スポットとしては有名な場所で2つ。蘇花公路と呼ばれる宜蘭県と花蓮県を結ぶ道路の途中にある、「崇徳休憩区」と「匯徳休憩区」です。入り口から少し歩いた場所に見晴台などが整備されています。
「匯徳休憩区」では上の写真のようにトンネルを出入りする台湾鉄路の電車を見る事もできますよ。
公共交通機関だけでは行くのが難しいので、台湾の有名観光スポットタロコ国立公園の玄関口でもある、台湾鉄路在来線の「新城駅」などからタクシー利用か、ツアーなどでの参加がおすすめです。
<崇徳休憩区の基本情報>
電話番号:+886-3-862-1100(管理者である太魯閣國家公園管理處)
アクセス:台湾鉄路「新城駅」よりタクシー約15分
※Google マップなどでは「崇徳休憩區」で場所検索できます。
<匯徳休憩区の基本情報>
電話番号:+886-3-862-1100(管理者である太魯閣國家公園管理處)
アクセス:台湾鉄路「新城駅」よりタクシー約15分
※Google マップなどでは「匯徳景観歩道」で場所検索できます。

珍しい石の海岸!「七星潭」

写真:pixabay

次にご紹介するのは、花蓮市の市中心部から少し足を延ばせば着く場所にある「七星潭海岸風景特定区」です。こちらは花蓮空港のすぐ近くにある海岸で、ビーチには砂だけではなくニワトリの卵くらいの沢山の丸い石が転がっています。
黒や灰色、中には白い物もあり、SNSでもこちらの石を積み重ねたりハートに並べたりしたものを見ることができます。ただし石を持ち帰ることは禁止されていますのでご注意を!

写真:鶴長 あき

こちらに向かうのにおすすめの公共交通機関は、台湾鉄路花蓮駅前から出ている「台湾好行」バスの太魯閣線。1時間に1本ほどで、「七星潭」バス停下車ですぐです。体力がある方ならお泊まりのホテルや民宿で自転車を借りて向かうことも可能ですよ。

写真:鶴長 あき

自転車で行く方や体力がある方でしたら、七星潭が見渡せる位置にある「四八高地」も絶景ポイントとしておすすめです。以前は軍用地だっただけあり、眺望が最高にいい場所。「四八高地」入り口から海が見晴らせる場所までは15分ほど歩くので歩きやすい靴でどうぞ。
<七星潭遊客服務中心の基本情報>
住所:花蓮縣新城郷七星街32號
電話番号:+886-3-824-6946
アクセス:台湾好行バス太魯閣線で台湾鉄路「花蓮駅」より約15分

SNSでも人気!田んぼの向こうの海が絶景「金剛大道」

写真:鶴長 あき

次にご紹介するのは、知る人ぞ知る景色が人気の場所「金剛大道」です。こちらは田んぼの中にある一本道なのですが、ちょうど山に向かって道が急な坂になっているため、道の向こうに絶景の海が見える景色が大人気なのです。

写真:鶴長 あき

振り返って山側を見ると、写真のような風景が広がります。とても気持ちの良い場所ですね。

写真:鶴長 あき

「金剛大道」は丁度花蓮と台東市街の真ん中あたりにあり、交通はとても不便。現時点ではあまり国外からの観光客は多くなく、ほとんどが自家用車やバイク利用の台湾人観光客です。
公共交通機関では、台湾好線バスの玉長豐濱線が「石梯坪」という海岸の観光地から台湾鉄路玉里駅に向かう途中に、観光スポットの一つとして停車します。「石梯坪」海岸も上の写真のような独特の岩場がとても面白いのでおすすめですよ!
ちなみに「石梯坪」へは玉長豐濱線以外にも、同じく台湾好行バスの花蓮東海岸線で花蓮駅から約2時間半で行けるので、バスを組み合わせて移動するのもありですね。どちらの線も沿線の観光地に停車しながら巡ってくれるので、とても便利ですよ。
<金剛大道の基本情報>
住所:台東縣長濱郷東13郷道
電話番号:+886-8-983-2139
アクセス:台湾好行バス玉長豐濱線で「石梯坪」から出発

8つのアーチが美しい「三仙台」

写真:photo AC

続いて台東縣にある有名なアーチ状の橋がある観光スポット「三仙台」です。元々は岬だった場所が海流の浸食により島となり、結ぶ橋がかけられました。台湾でも指折りの初日の出スポットとして有名なこの場所。橋と海の景色は他では見ることができません。
橋は渡る事もできますが、アップダウンが激しいので体力がある方のみ挑戦してください。

写真:pixabay

こちらに行く公共交通機関としては台湾鉄路台東駅から乗れる台湾好行の東部海岸線があります。いろいろな観光地を巡りながら三仙台まで行ってまた戻ってくるので、一日色々なところを巡ってみたい方におすすめ。予約が必要なので気になる方は最後のリンクから見てみてください。
<三仙台の基本情報>
住所:台東縣成功鎮基フェイ路74號
電話番号:+886-8-985-4097
アクセス:台東市街地の「台東轉運站」バス乗り場か、台湾鉄路「台東駅」から台湾好行バス東部海岸線

電車と海の組み合わせが美しい!「多良火車站」

写真:鶴長 あき

最後にご紹介するのは電車と海の組み合わせの美しさからとても有名な観光スポット「多良火車站」。今はもう駅としては使われていない場所なのですが、絶景スポットとして残されています。

写真:鶴長 あき

駅の看板などと一緒に雰囲気のある写真が撮れそうですね。そしてとても親切なことに、次にいつこの駅の前を電車が通るのか電光掲示板で表示してくれるので、その時間に合わせて線路の方を見れば電車と海の絶景が見られるようになっています。

写真:鶴長 あき

ただこの駅の場所は急な坂を5分ほど登った上にあり、道の大部分は付近の住民以外タクシーなども侵入禁止なので、ご高齢の方などは注意が必要です。
もし公共交通機関で行くとするならば、一番近い台湾鉄路の「金崙站」からバスで次の「多良」バス停で降りるとすぐですが、行き先など不安があると思うのでバスは台湾に慣れた方におすすめの行き方です。ここはやはりツアーや、近くの知本温泉からの現地ツアーやタクシーなどで行くのが一番確実です。
<多良火車站の基本情報>
住所: 台東縣太麻里郷多良村瀧溪路8-1號
電話番号:+886-89-781301
アクセス:知本温泉からタクシーで約40分

台湾東部の海沿いおすすめスポットでのんびり

今回は台湾東部海沿いのおすすめスポットをご紹介していきました。全ての場所を一日で回るのは難しい距離ですので、近くのその他の観光地と合わせて回るのがおすすめです。
また台湾東部は、新幹線が通り大都市がたくさんある西部と比べると、交通の便はあまり良くありません。時間を有効に使う意味でもツアーなどを積極的に使うのがおすすめです。
公共交通機関を使いたいということでしたら、記事の中でも何度かご紹介した「台湾好行バス」が様々な観光地を網羅していて便利です。ただ一日の本数はあまり多くないので、この記事最後の関連MEMOのリンクよりまず確認してみてください。花蓮や台東の、西部では見ることが出来ない美しい海岸線の景色は本当におすすめなのでぜひ行ってみてくださいね。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
台湾好行バス(外部リンク)
https://www.taiwantrip.com.tw/Frontend
台湾交通部観光局 花蓮紹介ページ(外部リンク)
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003124
台湾交通部観光局 台東紹介ページ(外部リンク)
https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003123
台東縣政府 観光紹介ページ(外部リンク)
https://tour.taitung.gov.tw/ja

【トラベルjp・ナビゲーター】
鶴長 あき

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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