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伊豆の名滝5選!日本の滝百選から知られざる秘境滝まで

2021.07.30

静岡県の伊豆半島には素晴らしい滝が沢山あります。今回はその中から5つの滝を厳選しました。
水量豊富で迫力がある「萬城の滝」(伊豆市)・石垣のような美しい岩肌の「旭滝」(伊豆市)・日本の滝百選の「浄蓮の滝」(伊豆市)・河津七滝最大の滝「大滝」(河津町)、知られざる秘境の滝「大滝」(西伊豆町)をご紹介します。
伊豆の豊かな自然の中、滝から発生するマイナスイオンをいっぱい浴び、心と体を癒してみませんか?

水量豊富で迫力満点!「萬城の滝」(伊豆市)

写真:波奈 美月

「萬城(ばんじょう)の滝」は、狩野川の支流・地蔵堂川の上流に位置しています。国道から離れているため、知名度は高くありませんが、その素晴らしさは「浄蓮の滝」と比較されるほど!市営のキャンプ場が併設されているので、泊りがけで訪れるのもお薦めです。

写真:波奈 美月

第一駐車場に入ると、すぐに名物のカブトムシ型トイレがお出迎えをしてくれます。そこから滝までは、階段を降りる必要がありますが、徒歩3分ほどですよ。
萬城の滝は、高さ20m・幅5mの直瀑で、年間を通じて水量が豊富。滝つぼの前には橋がかかっており、間近で眺めることができます。
落ち口から滝つぼまで勢いよく落下する様子は、圧巻そのもの!岩肌にある見事な柱状節理も見逃せません。※柱状節理…溶岩が固まるときにできる柱状の割れ目

写真:波奈 美月

少し下流には、水遊びができる浅瀬があり、ご家族連れにお薦め。夏季を中心に、滝の上流でキャニオニング体験(要予約)ができるので、参加してみるのもよいですね。
かつてこの滝は、表裏両方から観賞できました。滝の裏を通る歩道(現在は崩落)の入口には、通行の安全を願い、歳の数ほどの石を備えたという地蔵尊が今も祀られています。滝の主は赤牛だという「赤牛伝説」もありますよ。
<基本情報>
住所:静岡県伊豆市地蔵堂
駐車場:あり(無料)
アクセス:修善寺駅から伊豆箱根バスで約40分、地蔵堂バス停下車、徒歩約15分

石垣を積んだような自然の驚異の造形!「旭滝」(伊豆市)

写真:波奈 美月

「旭滝」は、修善寺温泉から約3kmの所に位置しています。国道136号線にあるバス停から徒歩4分・駐車場から徒歩2分と、アクセスしやすいのが嬉しいところ!滝まで平坦な歩道が整備され、車いすやベビーカーの使用も可能です。
全長105mもある見事な渓流滝で、伊豆半島ジオパークのジオサイトに指定されていますが、浄蓮の滝に比べ、訪れる人は多くありません。
あの尺八の名曲「滝落」は、この地で作曲されたといわれています。緩やかな傾斜の岩肌を、水が6段に折れ曲がり、滑るように落ちていく姿は大変美しいですよ。

写真:波奈 美月

最大の特徴は、石垣を積んだような岩肌です。横倒しになった柱状節理の断面が石垣のように見えるのですが、そのため人工の滝と間違えられることも!滝の真横まで行くことができるので、横倒しの柱状節理を間近で観察してみましょう。
かつて滝の前には、普化宗(尺八を吹きながら旅をする虚無僧の宗派)の寺・瀧源寺がありました。遊歩道には、今も虚無僧の墓標(卵搭)が残されています。

写真:波奈 美月

旭滝は、隠れた紅葉の名所。例年12月上〜中旬は、滝の周りのモミジが赤や黄色に色づき、滝を美しく彩りますよ。
<基本情報>
住所:静岡県伊豆市大平
駐車場:5台(無料)
アクセス:伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バスで約10分、旭滝口下車、徒歩約4分

知名度抜群!文句なしの名瀑「浄蓮の滝」(伊豆市)

写真:波奈 美月

「浄蓮(じょうれん)の滝」は、「日本の滝百選」や伊豆半島ジオパークのジオサイトに選定されている伊豆きっての名瀑。狩野川の上流部である本谷川に位置しています。
国道414号線沿いに駐車場があり、食事処やお土産コーナーも併設されているので、伊豆観光の折に寄りやすいですよ。

写真:波奈 美月

滝までは、駐車場から10〜15分ほど階段を降りる必要があります。足腰に不安がある人は、降り口付近にある「展望デッキ」までにしておきましょう。
浄蓮の滝は、高さ25m・幅7mあります。柱状節理の上を流れ落ちる端正な姿と青い滝つぼがおりなす景観は、まさに名瀑の名にふさわしい美しさ!滝のまわりに群生している「ハイコモチシダ」は、国内では九州南部と浄蓮の滝でしか見ることができません。

写真:波奈 美月

石川さゆりさんの名曲「天城越え」により、滝の名は全国に知られるようになりました。滝の前には歌碑があり、撮影スポットとなっています。
滝の下流には気軽に渓流釣りができる「天城国際鱒釣場」があり、その横で天城名物の「わさび田」が広がる光景も楽しめますよ。
浄蓮の滝については別記事で詳しく紹介しています。記事下の「この記事の関連MEMO」のリンクよりぜひご覧くださいね。
<基本情報>
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島
駐車場:あり(無料)
アクセス:伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バスで約35分、浄蓮の滝下車、徒歩約10分

露天風呂から眺められる!河津七滝最大の「大滝」(河津町)

写真:波奈 美月

河津川上流に位置する「大滝(おおだる)」は、伊豆屈指の観光名所である「河津七滝(かわづななだる)」最大の滝。伊豆半島ジオパークのジオサイトにも指定されています。
七滝の中でも一番アクセスしやすく、河津七滝駐車場から徒歩約10分で行くことができますよ。

写真:波奈 美月

大滝への入口は、七滝茶屋の隣にあります。「AMAGISO-天城荘-[LIBERTY RESORT]」 の敷地内にあるため、開門時間以外は大滝へ行けないのでご注意ください。約230m遊歩道を下りると「滝見台」へ到着します。
大滝は、高さ30m・幅7mあり、七滝の最下流に位置しています。30mの高さから垂直な岩盤を流れ落ちる姿は、大変素晴らしいですよ。岩肌の上部には美しい柱状節理を見ることができ、ナチシダの自生北限地としても有名です。

写真:写真AC

滝のすぐ脇には温泉が湧き出しており、露天風呂に入りながら滝を眺められることで知られています。そのロケーションの良さは、映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地になったほど!日帰り入浴をすることも可能ですよ。
河津七滝全部を巡る場合、徒歩1時間ほどかかります。上りが苦手な人は、垂水バス停で降車して、釜滝から下りながら滝を巡り、最後に大滝へ向かうことをお薦めします。車で来た場合は、大滝近くの駐車場に駐車して、バスで垂水へ移動しましょう。
<基本情報>
住所:静岡県賀茂郡河津町梨本
開門時間:(6〜9月)8:00〜18:00・(10〜5月)8:00〜17:00
駐車場:あり(無料)
アクセス:伊豆急行線河津駅より東海バスで約25分、河津七滝下車、徒歩約10分

行きついた感動はひとしお!秘境の名瀑「大滝」(西伊豆町)

写真:波奈 美月

西伊豆町の仁科川上流は、多くの滝が点在する有名な滝スポット。その中でも支流・大滝川にある「大滝」は、地域最大のスケールを誇ります。
素晴らしい滝でありながら、アクセスが不便なため、知る人ぞ知る存在となっています。河津七滝の大滝と混同されますが、別の滝ですよ。

写真:波奈 美月

大滝へ向かうには、まずは県道59号線沿いの「わさびの駅」を目指し、そこから約1.7km先にあるY字路から脇道に入りましょう。約500m行った所にある分岐を右に進むと「大滝歩道」の表示があり、そこを降りれば徒歩約3分です。表示手前の道の脇に、2台ほど駐車できるスペースがありますよ。
こう書くと簡単に思えますが、県道59号線は全体的に狭い山道。運転には細心の注意を払う必要があります。また、Y字路の先の分岐を右に進むと、道はダートな感じの山道(一部舗装)になります。不安な場合、分岐の手前にあるスペースに駐車して歩いて行きましょう。そこからだと徒歩20分位です。

写真:波奈 美月

歩道も草が茂っていたり、荒れている所がありますが、滝を一目見れば「来て良かった」と思うこと間違いなし!高さ48m・幅8mの水量が豊富な直瀑で、大変見応えがあります。
岩の上を歩けば滝つぼまで行けますが、足元に注意しましょう。
<基本情報>
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町大沢里
アクセス:東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから伊豆縦貫道・国道136号・県道411号・県道59号経由で約110分

伊豆の名滝を訪れて、心身をリフレッシュ!

今回は、伊豆を代表する名滝として5つの滝をご紹介しました。二階滝(河津町)・はかま滝(沼津市)など、まだまだ魅力的な滝が沢山あるので、滝を訪れるひとつの参考にしてくださいね。
滝の水しぶきから発生するマイナスイオンは、人体を活性化させる効果があるといわれています。日頃のストレスを解消し、心身をリフレッシュしたくなったら、ぜひ滝に行ってみてください。
まとまった雨のあとは水量が増え、迫力がある滝を見ることができますが、崖崩れや落石が起きやすくなっています。必ず安全を確認してから訪れるようにしましょう。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
伊豆随一の名瀑「浄蓮の滝」!名曲・天城越えの舞台はここが凄い
https://www.travel.co.jp/guide/article/35694/

【トラベルjp・ナビゲーター】
波奈 美月

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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