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「産声のない出産」出産予定日に子宮内胎児死亡宣告を受けて…【体験談】

2021.09.19

出産予定日に息子に会える喜びから一転、私たち夫婦に告げられたのは「子宮内胎児死亡」でした。すでに生まれてもおかしくない週数。なぜこんなことが起きてしまったのか? 私の身に起きてしまったことをお話しします。

「産声のない出産」。出産予定日に医師から子宮内胎児死亡宣告を受けて…【体験談】

朝から胎動がなくなる

出産予定日の朝、私は嫌な予感がしていました。トイレに行ったあとソファに座っていた私は、胎動がないことに気付きました。臨月は胎動が減るという記事を見たことがあったので、少し様子を見ることに。しかし、1時間経っても胎動がなく、急いで病院に電話をしました。

「すぐに病院へきてください」と言う看護師さんの慌てた声に、夫を起こし病院へ向かったのです。夫が車の中で「多分気のせいだよ。案外、病院に着いたら動くかもね」と、私を安心させる言葉をかけてくれました。でも、私は朝から感じた嫌な予感がずっと抜けていなかったのです。

病院にて子宮内胎児死亡宣告を受ける

病院に着いたあと、電話で対応してくれた看護師さんが出迎えてくれました。診察室で先生に会うと、「胎動ないの? 週数的に気のせいだと思うけどな〜」と言っていたので、心の中では生きてるはず!と思っていたことを今でも覚えています。しかし、いざ診察するとエコーに映る息子の心臓は動いてませんでした。

なぜ? なぜ? 今日出産予定日だよ?と涙が止まらない私に先生は小さな声で、「残念ながら子宮内胎児死亡です」と告げたのです。診察室で私の泣き声が響くなか、看護師さんが夫を待合室から呼びました。夫は私の泣いている状況を見てぼうぜんとしていました。

泣き声のない出産

子宮内胎児死亡宣告を受けた日に入院。どうやら亡くなった胎児がおなかにいると母体に良くないそうで、陣痛促進剤での出産になりました。新生児の泣き声が聞こえないように離れた部屋を用意してくれましたが、毎日涙が止まらなかったです。

陣痛促進剤を打って3日目にとても強い陣痛がきました。正直、精神的にも体力的にも限界で、おなかの子は生きていないのに痛い思いまでして出産することに神様を恨んでいました。泣き声のない出産だったけれど、生まれてきた息子は世界で1番かわいかったです。

息子の子宮内胎児死亡は原因不明でした。胎児を解剖すればわかったかもしれませんが、息子の体を切ってまで私は原因を知りたくはありませんでした。「あのときもっと早く病院へ行っていれば」と今でも考えます。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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監修/助産師REIKO

著者:柿本沙代第一子(男児)を臨月で死産。その後仕事を退職し、ライターとして仕事を始める。1年の不妊治療を経て現在第二子妊娠中。第一子妊娠時の体験や妊娠している現在のリアルな気持ちについて執筆中。

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提供元:ベビーカレンダー

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