2022-01-29
同居していた義父が亡くなったときのお話です。親戚がたくさん集まり、葬儀に関わる準備の真っ最中にタイミング悪く生理がきてしまいました。とても忙しく動き回るしかなかった状況と生理が重なり……。
ある日の仕事中、義父が危篤との連絡が! 急いで義父が入院中の病院に駆けつけたあと、まもなく義父は亡くなりました。悲しみに暮れるなか、葬儀屋さんの手配から親戚への連絡など、すべての準備を夫と私がおこなうことになりました。
当時、中学生を筆頭に5歳の末っ子までの三兄弟を育てていたわが家。子育て中のドタバタした日常の中に、義父の葬儀の取り決めも加わり、慌ただしい日々が始まりました。
義父が亡くなった日、ろうそくとお線香を絶やさぬよう見守りをして、ほぼ眠らぬまま朝をむかえました。朝ごはんの支度をしていたら、なんとなくおなかに鈍痛を感じ……嫌な予感がしてトイレに駆け込むと、やはり生理が! 予定日まではまだ1週間以上あったのですが、忙しさで周期がズレてしまったのだと思いました。
私は「体調が悪くならなければいいなぁ」と願いながら、親戚たちの対応に追われて動き回っていました。疲れを感じても、なかなか座って休むことはできません。そのうちにキリキリとおなかが絞られるようなひどい生理痛がきてしまいました。私は、鎮痛剤を飲みながらなんとか気を確かに頑張ろう!と気力のみで動きました。
葬儀の日は生理3日目。座ったり動き回ったり、何より移動が多く運転することもあって経血漏れが気になって仕方がありません。
しかも、生理の影響でおなか周りが少しむくんでしまい、ジャストサイズの礼服のワンピースがすんなり入らず、ガードルで締めて頑張って着ました。いつもとはまったく違う環境のせいか、締め付けたガードルのせいかわかりませんが生理痛がいつもよりひどく……。鎮痛剤を6時間ごとに飲んで、「弔問客に失礼のないように」の気持ちでなんとか乗り切りました。
葬儀が終わってから約1週間ほど過ぎ、生理は終わりましたが体調はなかなか戻らず。しばらくの間、疲労感と貧血のフラフラとした感覚に苦しめられました。義父の葬儀という大事なときに、必死で動いた結果、無事にやりとげられたので後悔はありません。しかし、生理中に無理をして動いてしまうと、回復するまでにとても時間がかかりつらい思いをするということを、身を持って知りました。
著者/優木まり監修/助産師 REIKO
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