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美容にも健康にも良い! 美味しく甘酒を続ける方法

2022-03-02

美容や健康にも良い!美味しく甘酒を続ける方法

「飲む点滴」とも呼ばれ、そのおいしさからもブームにもなった甘酒。美容や健康を意識する方からの人気も根強いですよね。日本では古くから親しまれてきたようです。甘酒についてより深く知って、生活に取り入れてみませんか?

甘酒の種類と特徴を知ろう

甘酒は、大きく分けて2種類あります。それぞれ特徴が違うので、自分に合った方を選んでみましょう。
◆酒粕甘酒
日本酒を造る過程でできる酒粕を使って作っています。酒粕は、麹菌と酵母と乳酸菌による発酵が行われているので、栄養価が高いという特徴があります(※1)。
酒粕の主な成分は、こちら。
・たんぱく質
・ビタミンB1、B2、B6
・葉酸
・食物繊維
脂の排出を促す成分「レジスタントプロテイン」も含まれており、ダイエット効果も期待できますよ(※2)。
ただし、少量ですがアルコールが含まれています。アルコールが苦手な方やお子様、妊娠中の方などは注意しましょう。
また、酒粕自体に甘みがないため、砂糖などの甘味料を加えて飲みやすくしているものが多いです。カロリーや糖質をチェックしてから購入するのがオススメ。
◆米麹甘酒
味噌や醤油づくりに使われる米麹を使って作られています。蒸した米に麹菌を繁殖させて、米のデンプンをブドウ糖やオリゴ糖に変えるので、甘味料なしでも自然な甘みがあって飲みやすいです(※1)。
ビタミンB群の一つであるビオチン(ビタミンB7)が多く含まれるので、美容効果も期待できますよ。
さらに疲労回復効果があるといわれるブドウ糖もたくさん含まれているのが、夏バテ予防として愛飲されてきた理由です(※2)。このため、米麹甘酒は「飲む点滴」と呼ばれることもあります。
ノンアルコールで気軽に飲みやすいですが、カロリーが高めなのがデメリット。
酒粕と米麹、どちらも一長一短あるので、それぞれの特徴を踏まえた上で、取り入れやすい方を選んでみてはいかがでしょうか。

甘酒の上手な飲み方

◆1日コップ2杯程度が目安
甘酒は、カロリーや糖質が低い飲み物ではありません。ダイエット目的であっても、飲みすぎると逆効果なことも。
1日200mlを目安に飲むのが適量だといわれています。100ml程度を2回に分けて飲むのがオススメです(※3)。
◆朝食や間食の置き換えに
忙しい朝は朝食を抜きがちという方にオススメです。甘酒の糖質は吸収率が高くてエネルギー源になりやすいからです(※4)。
甘みがあるので満足感も得やすく、小腹を満たすのにも向いています。ついスナック菓子を食べてしまうという方は、間食の代わりに甘酒を飲んでみてはいかがでしょうか。
◆食事前にも
ついつい食べすぎてしまうという方は、食前に飲んでみるのもオススメです。特に米麹甘酒は、ブドウ糖により満腹感を感じやすいです。そのため、食べすぎ防止にもなりますよ(※5)。

【甘酒レシピ紹介】工夫してより美味しく

そのままでも美味しい甘酒ですが、何かと混ぜて飲んでもOK!さらに美味しくなるだけでなく、他の栄養素を一緒に摂ることもできます。
◆豆乳
甘酒と豆乳を1:1で混ぜ、電子レンジで軽く温めます。女性の強い味方である豆乳を混ぜることで、美容効果が期待できます。マイルドな口当たりで飲みやすいですよ。
◆ココア
甘酒に純ココアを混ぜると、甘さ控えめに。甘酒独特の甘みが苦手な方にもオススメです。お好みの濃さまで牛乳やお湯で割ると、より飲みやすくなるかと思います。
◆レモン
甘酒にレモン汁を少々入れて温めます。甘酸っぱいレモネード風味に。ちょっと変わり種を楽しみたいときにもオススメ。
その他、好きな果物に甘酒をかけて食べても美味しいですよ。
毎日続けようとすると飽きてしまいがち。味を変えてみると、毎日の甘酒がより楽しみになるかも。

自分なりに美味しく取り入れて

美容や健康に良いといわれていても、薬ではないので、すぐに何かが変わるわけではありません。地道に続けてみましょう。
自分に合った甘酒を選び、工夫しながら飲むことが、続けられるコツ。ぜひ楽しみながら取り入れてみてくださいね。

西田 彩花(美容ライター)
【取得資格】
・美容薬学検定1級(2014年6月)
・日本化粧品検定1級(2015年5月)
・コスメコンシェルジュ資格
・第2回コスメコンシェルジュコンテスト金賞受賞(2017年)
・JMA メイクアップアドバイザー検定(2017年3月)
【プロフィール】
幼い頃からコンプレックスに悩み、思春期にはニキビ肌でも苦しむように。学生の頃出会ったコスメに感動し、美容本を読み漁りました。美容家の言葉を胸に、自分なりの「美」を前向きに探すように。
独学でコスメや成分、メイク方法について調べ、美容オタクとしてブログ発信していたことも。マスコミ企業に就職中、美容の知識を深めたく、美容系資格をいくつか取得。
自身が悩んだ過去やマスコミ企業での経験、美容の知識を活かしたいと思い、美容ライターとして活動を始め、独立。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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