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マスク生活でたるみが悪化…!?今こそ本気のエイジングケアを

2022-06-29

マスク生活でたるみが悪化…!?今こそ本気のエイジングケアを

マスクで顔の大半が隠れていると、表情筋を使わなくなってしまうことも。長く続くマスク生活で、たるみが気になってきた方もいるのでは?
また、夏のマスクは蒸れやかぶれなど、不快になりがちです。なるべく快適に夏を乗り切るヒントと、マスクによるたるみケアの方法をご紹介します。

なぜマスク生活でたるみが出現するの?

マスクを取って鏡を見たとき、老けたなと感じることはありませんか?それはもしかしたら、マスクによるたるみかも。
人は、見られているという緊張感があると、無意識に口角を上げるなどして表情筋を使っています。しかし長引くマスク生活では、目以外は見られないという油断から魅力的な表情をつくる機会が減って表情筋が衰えがちに。また、マスク着用部分の圧迫感で、表情筋を動かしにくくなってしまうことも。
以前は気にならなかったたるみも、マスクで悪化している可能性があるのです。たるみがひどくなると、回復が難しくなります。ぜひ早めの対策を!

たるみは3段階!自分のタイプを見極めてケアを

たるみは、段階を経て悪化していきます。そのときの状態に合わせてケアすることが大切。まずは自分がどの段階なのかを見極めて。
◆段階1・目元や口元の小ジワに注意
目元や口元に、細かくて浅い、さざ波のようなちりめん状のシワができていたら要注意。うるおいが不足して角層が厚くなり、肌表面のしなやかさが失われている状態です。放っておくと、深いシワやたるみにつながります。
マスク着脱時には、マスク装着時に増えた水分が一気に蒸発するため、乾燥しやすくなります。小ジワがある方は、特に保湿に力を入れて。
肌がごわついていると感じる方は、酵素洗顔を取り入れるなど、角層ケアもしてみてください。
導入美容液やシートパックなどを使うのも◎。アミノ酸やセラミドなど、保湿効果の高い成分が入った化粧品を選んでみて。
◆段階2・表情ジワは筋肉が緊張している証拠
目元の笑いジワや眉間、額など、表情に合わせたシワができている状態です。同じ表情を繰り返すことで表情筋が緊張し、縮まってしまっています。
この状態では、保湿ケアや角層ケアでは限界を感じることも。マッサージを習慣化して、筋肉の緊張を緩めましょう。
マッサージクリームやオイルを手のひらで温めてから、顔のマッサージをしていきます。顔の内側から外側、下から上へ向かって動かすのが基本ですよ。
1.額は、眉間からこめかみに向かって、らせんを描くようにします。
2.小鼻に指の腹を当て、上下に細かく動かしましょう。
3.口元は、下唇の中央から、唇周辺をぐるりとマッサージ。上唇の上まで円を描くように。
4.フェイスラインを引き上げるようなイメージで、顎からこめかみに向かって手のひらを動かして。
5.目元は皮膚が薄いので、優しいタッチで。上まぶた目頭部分から下まぶた目頭に向かって、円を描くようにして。
◆段階3・深い表情ジワは筋肉の衰えが原因
段階2の表情ジワに筋肉の衰えが加わると、重力でたるみ、より深いくっきりとした表情ジワになります。加齢や紫外線により、コラーゲン線維やエラスチン線維がダメージを受けてしまい、肌内部の弾力が失われることも原因です。
コラーゲンやエラスチンの生成を促すなど、シワ改善に有効な成分もあります。現在厚生労働省で認可されているシワ改善有効成分は「純粋レチノール」「ニールワン」「ナイアシンアミド」です。美容液やクリーム以外にも、シートパックや日焼け止めなどにも配合されていますよ。シワ改善化粧品を活用してみて。
また、表情筋をほぐすマッサージもオススメ。
1.顎の2cmほど内側に、押すと痛気持ちいい部分があります。そこからエラに向かって左右各6箇所、圧をかけるようにして押しましょう。顎周りのラインがすっきりシャープに。
2.上まぶたと下まぶたを軽く押さえて固定し、下まぶただけを上に持ち上げるように目を動かします。下まぶたの筋肉の衰えにアプローチ。
3.口を閉じたまま、ほうれい線を内側から舌でなぞるようにします。舌から上へ持ち上げるように。ほうれい線対策に。
4.口角が高くなるように意識しながら、「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かします。小鼻や頬の筋肉を意識して。頬のリフトアップを狙えます。

夏マスクの乗り切り方ヒント

夏は気温が高く、汗もかきやすいですよね。マスクをしていると、体内の熱を逃しにくくなり、蒸れてしまう原因に。蒸れは不快感の原因になるので、この夏はできるだけ快適にマスク生活を乗り切りましょう。
◆スプレーでスッキリ
マスク用のスプレーを活用すると、手軽にスッキリできてオススメです。ハッカやミントなど、清涼感のあるものは、スーッとして蒸れを感じにくくなります。消臭タイプのものもあるので、悩みに合わせて選んでみて。
◆ガーゼを使用
マスクの内側に折りたたんだガーゼを挟むと、湿度を吸収してくれ快適に。不快感を感じたら簡単に取り替えられるのもメリットです。また、メイクがマスクにつきにくくなります。ティッシュペーパーでもOK。ふんわりと入れるのがコツです。
◆冷感素材を活用
冷感素材の夏用マスクもありますよね。布マスク以外にも、不織布マスクにかぶせるタイプもあります。ひんやりして蒸れ軽減にもなるので、試してみては。
◆長引くマスク生活でもしっかりケアを
長引くマスク生活でたるみを感じている方は、ぜひ今すぐケアを!たるみケアは、早ければ早いほど気になりにくくなりますよ。夏は紫外線が強いので、日焼け止めを忘れずに。紫外線は肌老化の大きな原因で、たるみも引き起こします。
大変な時期が続きますが、少しでも快適に過ごしたいもの。不快感を覚えやすい夏は、工夫して乗り切りましょう。

西田 彩花( 美容ライター)
【保有資格】
・美容薬学検定1級(2014年6月)
・日本化粧品検定1級(2015年5月)
・コスメコンシェルジュ資格
・第2回コスメコンシェルジュコンテスト金賞受賞(2017年)
・JMA メイクアップアドバイザー検定(2017年3月)
【プロフィール】
幼い頃からコンプレックスに悩み、思春期にはニキビ肌でも苦しむように。学生の頃出会ったコスメに感動し、美容本を読み漁りました。美容家の言葉を胸に、自分なりの「美」を前向きに探すように。
独学でコスメや成分、メイク方法について調べ、美容オタクとしてブログ発信していたことも。マスコミ企業に就職中、美容の知識を深めたく、美容系資格をいくつか取得。
自身が悩んだ過去やマスコミ企業での経験、美容の知識を活かしたいと思い、美容ライターとして活動を始め、独立。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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