2024-05-24
桜が散り、少しずつ気温が上昇していく5月。紫外線量が多くなり、汗ばむ季節でもあります。この時期は、どんなスキンケアを行えばいいのでしょうか。詳しく紹介します。
1.UVケア紫外線量が増えていくこの時期は、十分なUVケアを行うことが大切です。起床したらできるだけ早く洗顔をし、日焼け止めはスキンケアを済ませたらすぐに塗りましょう。
塗り残しがないように顔だけでなく、首、首の後ろ、耳、耳の後ろ、ボディなどもしっかりと塗ることが大切です。
また、この時期は皮脂分泌も活発になっていくので、皮脂を抑えてから日焼け止めを塗り直すことも忘れずに行いましょう。それと同時に、日傘やサングラス、帽子なども併用して紫外線をしっかりと防止しましょう。
2.美白ケア美白ケアは年間を通して行うことをおすすめしたいところですが、それが難しい方でも春から秋にかけて毎日行うことをおすすめします。それが、シミやそばかすの予防にはとても大切なアプローチだからです。
美白ケアの主役は美容液となりますが、うっかり紫外線の影響を受けたと感じるときには、火照りを冷ましてから美白シートマスクで数日連続してケアすることをおすすめします。
美白有効成分にはさまざまなものがありますが、最低でも1ヶ月は継続して使用しましょう。そして、肌との相性を見極めてそれを使い続けるか、別の成分が配合されているものにシフトするかを決めましょう。
3.皮脂ケア気温の上昇とともに皮脂分泌も活発となる時期、皮脂ケアも行うことが大切です。朝晩皮脂汚れを洗顔やクレンジングで落とすこと、そして、過剰に分泌されているならそれを抑制するケアとしてビタミンC配合の化粧品を使うなどすることをおすすめします。
また、日中皮脂が気になったらティッシュなどで軽く抑えてから、日焼け止めやファンデーションを塗り直しましょう。
それと同時に、ビタミンをしっかりと補給し、バランスの取れた食生活と規則正しい生活を送ることも大切です。
4.十分な休息、睡眠をとる4月からお子さんやご自分が新生活を迎えた方は、この時期疲れが出てくる頃です。十分な休息、特に十分な睡眠をとりましょう。睡眠時間は長ければいい、休日に寝溜めすればいいというものではなく、普段の生活リズムの中で睡眠の質を見直すことが大切です。
ベッドに入る1時間ほど前から室内の照明を暗くし、静かに過ごす、スマホやPC、テレビなどは控える、カフェインを含む食品の摂取はランチタイムまで、などできることから心がけましょう。
紫外線量が多く、暑さや冷房の影響などで夏は肌にとって過酷な季節。そういったダメージを強く受けると、老化が加速しやすくなります。そのため、夏を万全な状態で迎えられるかどうかは美肌を育むうえでとても重要となります。ぜひ今回の記事を参考に、夏以降も美肌を育むためのケアを始めてください。
遠藤 幸子( エイジング美容研究家・美容ライター)
【保有資格】
・日本抗加齢医学会正会員
・アンチエイジングアドバイザー
・スキンケアアドバイザー
【プロフィール】
エイジング美容研究家として、ウェブや雑誌にて美容コラムの執筆・監修を行うほかテレビやラジオ、新聞、雑誌などのメディアに出演。コスメブランドなどの広告も手掛ける。いつまでもキレイでいたいと願う女性に向け美容情報を日々発信中。
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