お尻はプリッと上向きに!お尻の形が変わるヒップアップトレーニング&ストレッチ

こんにちは!フィットネストレーナーの金子由美です。
お尻の形は姿勢や生活習慣で変わることがあります。例えば座っている時間が長かったり、歩き方が良くないと筋肉の張りが減りやすくなります。
まずは自分のお尻を触ってチェックしてみてください。
丸みや張りはありますか?もし丸みや張りが少ないと感じ、プリッと上向きにしたいと思ったらトレーニング&ストレッチで理想のお尻を手に入れましょう。

お尻が垂れてしまう原因

お尻は体の中でも大きな筋肉を持ってます。例えば四つ這いでハイハイをしている子供はお尻の形がいいですよね。これは自然とお尻の筋肉を使っているからなのです。
2足歩行をする私たちは歩き方によって筋肉を使えているかどうかが変わり、きちんと筋肉が使われていなければ重力の影響を受けて垂れてしまうことになります。
お尻の筋肉が使われるのは股関節を外へ回して外股(そとまた)にする動きや、後ろへ蹴りだす動きです。
日常動作でいうと大股で歩いたり階段を上る時に筋肉が働きます。
もし足を大きく前に出せないとか階段を十分に踏み込めていなければ、効率よくお尻の筋肉を使うことは出来ません。
また、骨盤を立てずに座っているとお尻をつぶした状態になり、このまま長い時間座ることもお尻の形を崩す原因になるでしょう。
大事なのは股関節を動かし、お尻の筋肉に十分刺激を与えることです。

プリッとしたお尻のメリット

年齢問わずお尻がプリッとしている人はカッコイイと思いませんか?
服装によって体のラインは見えませんが、姿勢の良さは分かるものです。
他にもプリッとしたお尻のメリットを挙げてみます。
1、パンツルックが似合う2、引き締まって脚が長く見える3、膝痛の予防改善になる
お尻の筋肉を使うには股関節の動きが関わっています。股関節が動きにくくなっていると歩く時に膝が不安定になり、膝の関節に負担をかけて傷みを引き起こすことがあります。
このように見た目だけでなく、体に負担をかけないためにもプリッとしたお尻を目指したヒップアップトレーニングを始めましょう!

自宅で出来るヒップアップトレーニング&ストレッチ

?ヒップスラスト
1、椅子など、頭と肩を乗せる台を用意2、頭と肩を乗せたらお腹に手を当ててお尻を下へ下ろす

3、息を吐きながらお尻を挙げて頭から膝まで一直線にする4、この時カカトで床を押すとさらにお尻の刺激アップ5、10回〜15回繰り返す

�A四つ這いバックキック
1、四つ這いになり背すじを伸ばす2、片方の足の裏で天井を押すように持ち上げる3、腰を反らせたり肩に力が入らない意識が大事4、息を吐きながら10回〜15回繰り返す

�Bうつ伏せフロッグ
1、うつ伏せになり手の甲におでこを乗せる2、カカトを合わせ、つま先と膝を開いて準備3、息を吐きながら足の裏で天井を押すようにしながら太ももを浮かせる4、下腹で床を押しながら行うことで腰への負担軽減5、10回〜15回繰り返す

�Cヒップアップ効果が高いストレッチトレーニング
1、四つ這いになり姿勢をキープする2、片足を上げ膝で円を描くように回す3、右回し10回、左回し10回行う4、腰を反らせすぎないように注意する

ヒップアップトレーニング+ストレッチでお尻プリッと姿勢美人

無意識に立っている姿勢や歩き方などの習慣は、体にとって良くも悪くも影響します。
毎日の積み重ねが大きな違いを生むのです。だとしたら、ヒップアップをするためのトレーニングとストレッチを取り入れてみてください。
体の意識が良くなれば、自然と筋肉を使えて姿勢も綺麗になるでしょう。
お尻はプリッと上向きに!ぜひ続けてくださいね!

金子 由美( フィットネストレーナー)
【プロフィール】
快適な身体づくり専門家・フィットネストレーナー。1988年からフィットネスクラブのスタジオインストラクター、2003年からパーソナルトレーナーとして活動し、マンツーマンやグループを中心に健康維持増進をサポート。年齢を重ねても好きなことを楽しんでいける、快適な身体づくりのためにできることから始めたい女性に支持されている。ピラティスやマスターストレッチをはじめ、筋力トレーニングや栄養コンシェルジュ(R)として食事改善プログラムも提供中。
【所有資格】
・ACSM-EPC
・健康運動指導士
・PHIピラティス
・マスターストレッチ