2024-07-22
梅雨入り〜梅雨明けのこの時期は、なんといっても蒸し暑い! 高温多湿なお天気が続くと、カラダもついぐったりしてしまい食欲も落ちてしまいますよね。料理に時間をかけるのも苦痛になるもの。そこで今回は、夏の定番「そうめん」をアレンジした栄養補給レシピを、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。
毎日、暑さにも忙しさにもに負けずに元気いっぱい、モリモリ食べる……そんなスーパーマンみたいにはなれませんよね。栄養学を専門とする筆者でさえ、近年の酷暑にはやはりやられます。
そんな時、意識したいポイントが3つあります。
【1】食欲UPにつながる食材
薬味、スパイス、ハーブなど香り高い食材は、その風味で食欲を刺激してくれます。また、香りによるリフレッシュ効果も期待されています。
そうめんに、大葉・みょうが・しょうがなどの薬味を加える「昔ながらの定番」には、こんな役割があったんですね。暑い日に食べたくなるカレーには、ご存じの通り数種類のスパイスが使われています。スパイスの奥深い風味が、下がりがちな夏の食欲UPにつながるんです。
【2】体をクールダウンさせる食材(摂りすぎはNG)
摂りすぎは冷えのもとになりますが、適度に火照った体をクールダウンさせてくれる、ひんやり系の料理やドリンクは熱中症予防のためにも必要です。水分(果汁)を多く含む、スイカやぶどう、マンゴーなどの旬フルーツを取り入れることも効果的です。
【3】疲労回復食材を取り入れる
蒸し暑さや紫外線ダメージにより、お肌も体も知らず知らずのうちに疲労が蓄積しやすいのが「夏」。疲労物質「乳酸」の代謝をサポートするビタミンB群を豊富に含む食材(豚肉、豆類、甘酒など)などを取り入れることも大切です。
では、暑い夏にピッタリなそうめんのアレンジレシピをご紹介します。身近な食材で、5分もあれば完成する一品です。体に必要な栄養を組み合わせることで、疲労回復を狙います。
作り方は、表示通りにゆがいて冷水でしめたそうめんに、ネバネバ食材を合わせてのせるだけ。たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスよく補給できるお手軽アレンジは、夏のスタミナ補給にピッタリ!
【使用食材】納豆、卵、青じそ、細ねぎ、おくら、めんつゆ(適量)
【下準備】・納豆はタレを加えて白い気泡が出るまでよく混ぜる(付属のからしはお好みで)・オクラはよく洗ってからそうめんと一緒にさっと湯がく・細ねぎは小口切りに、大葉は細切りにする
ゆがいたそうめんに、納豆、おくらをのせたら真ん中に卵を落とし、残りの食材をトッピングして、表示通りに希釈しためんつゆを適量回しかければ完成!
お好みで、焼き海苔やいりごまを加えても◎ よく混ぜてお召し上がり下さい。
【栄養ポイント】・納豆に豊富なビタミンB群が疲労回復をサポート!・卵は、たんぱく質・カルシウム・ビタミンなど栄養価の高い食材です。・大葉は高い抗酸化作用があり、紫外線ダメージによる細胞の老化を防ぐ働きが期待できます。・オクラには胃腸の働きが期待される栄養素が豊富です。
そうめんのアレンジとしては他にも、トマト・バジル・オリーブオイルで作る「イタリアンそうめん」が筆者はお気に入り。生ハムやスモークサーモンをトッピングすれば、食べ応えも◎
麺つゆにナンプラーを混ぜ、シーチキン、パクチー、きゅうり、錦糸卵等をトッピングした「エスニックそうめん」も暑い日によく登場します。
皆さんも是非、お好みの食材をたくさん取り入れてそうめんアレンジを楽しんでみてはいかがでしょう? 疲れたな……という日には是非、ネバネバそうめんをお試し下さいね。
國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。
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