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紫外線ケアに◎毎日食べたいトマトの栄養と、冷蔵庫・冷凍での保存方法

2024-08-05

紫外線ケアに◎毎日食べたいトマトの栄養と、冷蔵庫・冷凍での保存方法

真っ赤なトマトがおいしい季節ですね。適度に冷やしたトマトは、夏バテ気味の体も潤してくれます。昔から「トマトが赤くなると、医者が青くなる」と言われるほど、トマトは栄養豊富な食材。今回はそんなトマトのおすすめの食べ方や栄養についてご紹介します。

抗酸化成分・栄養が豊富なトマト

トマトは年中入手できる食材ですが、6〜9月頃。まさに夏においしい食材です。しかも、紫外線ダメージによる細胞老化を防ぐ働き「抗酸化作用」の高いビタミン類(ACE)や、リコピンを豊富に含んでいるんです。
また水分量も多く、生のまま食べられるので調理の手間もほぼなし。真夏の美肌ケアや熱中症対策のためにも、毎日食べたい食材と言えます!

トマトからビタミンCを補給したいなら「生食」がおすすめ!

トマトに含まれる抗酸化ビタミンの中で、ビタミンCは加熱調理に弱い栄養素です。ビタミンCは主に紫外線ダメージによる色素沈着(シミやそばかす)を防ぐ働きが期待されています。
このビタミンCを無駄なく摂取するためには、サラダやピンチョスなど生食でトマトを頂くのがおすすめですよ。

トマトからビタミンAやリコピンを補給したいなら「+良質オイル」がおすすめ!

トマトには他にも、β-カロテン(体内でビタミンAに変換)やリコピンが豊富です。これらは脂溶性の性質を持っています。
効率よく体に吸収させるためには、良質オイルと合わせた調理(サラダや炒め物)や、良質脂質が豊富な青魚などと合わせた食べ方(カルパッチョなど)がおすすめです。

トマトのうまみを活用するなら「ゼリー状の種ごと」!煮込み、スープに加熱も

トマトには、うまみ成分のひとつ「グルタミン酸」が豊富です。筆者はよくトマトを旨味食材として料理に活用するのですが、少ない調味料でもトマトを加えるだけで本当においしくなるんですよね!
このトマトのグルタミン酸は、果肉部分よりもゼリー状の種が集まった場所に豊富に含まれています。煮込み料理やスープ・ソースを作る際は、このゼリー状の部分を捨ててしまわずに活用するのがおすすめですよ。

トマトを保存するときは「ヘタを下」に

トマトは冷やし過ぎると風味が落ちてしまうので、食品用ポリ袋に入れた状態で「ヘタを下に」して野菜室で保存するのがおススメです。
水分を多く含む食材なので、購入後は3日以内に食べきるようにしましょう。

トマトは皮ごと冷凍保存が可能

トマトは皮ごと食品用保存袋に入れて、丸ごと冷凍保存することが可能。旬のこの時期、箱買いしたトマトをなかなか消費しきれない……という時は冷凍保存してみましょう!
冷凍したトマトを冷水に漬けると皮がするりと剥けるので、湯むきする手間もなし。そのままトマトソースや煮込み料理に使うのがおすすめです。

【まとめ】毎日食べたいトマトの栄養!と保存方法

旬の食材「トマト」には、美肌ケアにも熱中症対策に嬉しい栄養が豊富なことが分かりました。美容と健康のためにも、旬食材を取り入れて体の内側から健やかに・美しく過ごしましょう!

國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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