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「日焼けしたいけどシミは嫌」オイルはともかく、日焼け止めは必要?

2024-08-08

「日焼けしたいけどシミは嫌」オイルはともかく、日焼け止めは必要?

暑い夏は、健康的な小麦肌が魅力的に見える季節でもあります。ただ、日焼けをしたい人の中には、「こんがりと肌を焼きたいけど、シミになって残るのは嫌」と考える人もいるのではないでしょうか。
そんな方に向け、今回はきれいに日焼けする方法をご紹介。「シミをつくらずに日焼けすることは可能?」という素朴な疑問にもお答えします。

シミをつくらずに日焼けはできる?

結論から伝えると、シミをつくらずに日焼けをすることは、ほぼ不可能です。
というのも、私たちの身体は、紫外線を浴びることにより皮膚が炎症。紫外線ダメージを防ごうと、表皮の基底層にあるメラノサイトが活性化し、シミの元となるメラニンを生成することで、紫外線ダメージが皮膚の奥まで届かないようにする働きを行います。
このメラニンは、通常ターンオーバーとともに排出されますが、過剰に生成されると、シミとなり肌に残ります。紫外線を浴びる機会が多く、ダメージを受ければ受けるほど、シミもできやすくなってしまうため、紫外線を浴びて日焼けをしながら、シミを防ぐことは難しいのです。
ただし、特定のアイテムを使用すれば、肌を極力守りながら日焼けをしたり、紫外線を必要とせずに小麦色にしたりすることも可能になります。

きれいに日焼けしたい時におすすめの方法・アイテム

紫外線を浴びて日焼けする以上、シミを防ぐことは、ほとんど不可能です。ただし、化粧品市場には、極力紫外線をカットしながら日焼けができたり、物理的に角質層を染めて小麦色の肌を演出したりできるアイテムもあります。
きれいに日焼けしたい人は、ぜひ今からご紹介するアイテムを上手に活用してみてくださいね。
<サンタン化粧品(サンオイル)>
サンタン化粧品(サンオイル)は、皮膚を赤くし、肌のゴワつきや肌荒れを起こすUV-Bをカットしながら、美しい日焼け色の肌をつくるアイテムです。一般的にはサンオイルと呼ばれるオイルタイプの商品が多くありますが、なかには、ジェルやローション、乳液タイプの商品もあります。
ただし、このサンタン化粧品(サンオイル)は、UV-AとUV-Bの両方をカットする日焼け止めと違い、一般的には、UV-Bしかカットできない商品がほとんどです。そのため、やけどのように肌が赤くなるサンバーンを防いだり、肌の乾燥対策をしたりしながら日焼けはできるものの、シミの原因となるUV-Aは防げないのです。
シミ対策をしつつ、日焼けをしたい時は、UV-Bを防ぐ指標である「SPF」だけでなく、UV-Aを防ぐための指標である「PA」も表記された商品を選んでみてくださいね。日焼け止めほどの効力はないものの、紫外線による肌ダメージを極力防ぎながら日焼けができますよ。

おすすめのサンタン化粧品(サンオイル)
@ブラックコング / ゴールデンタンニングオイル
SPFだけでなく、PAにも対応。可能な限りシミ対策をしながら、肌を焼きたい時におすすめのサンオイルです。また、配合されたキャロットオイルが乾燥を防いでくれるため、保湿しながら小麦色の肌を目指したい時にもぴったり。サラッとしたつけ心地であるのも、夏場に使用するには嬉しいポイントです。なお、ガッツリと肌を黒く焼きたい人向けのアイテムなので、健康的な小麦肌を目指す場合は、短時間使用し、肌の様子を見るようにしてくださいね。

Aコパトーン / タンニングシリーズhttps://brand.taisho.co.jp/coppertone/lineup_tanning/https://brand.taisho.co.jp/coppertone/lineup_tanning/
サンタン化粧品の代表的存在でもある、コパトーンのタンニングシリーズは、霧状で広範囲に塗りやすいウォータースプレータイプから、ベタつかずに使用できるサラサラのローションタイプまでがあるため、好みの使用感から選べるのがポイントです。初めてサンオイルを使用する人にもおすすめ。ほんのりとしたココナッツの香りも、夏にぴったりですよ。UV-BをカットするSPF処方のみであるため、シミを防ぐことはできませんが、手軽に全身をきれいに焼きたい時には使いやすいアイテムです。

<セルフタンニング化粧品>
セルフタンニング化粧品は、その名の通り、紫外線を浴びることなく、美しい小麦色の肌を演出するアイテムです。塗布するだけで肌を褐色に変化させる成分「ジヒドロキシアセトン(DHA)」が配合されていて、肌に塗ることで成分が角質上層に作用し、物理的に褐色へと変化させることができます。紫外線の力を使っていないため、当然、シミができることもないので、シミをつくらずに小麦色の肌を手に入れたい人にはぴったり。
なお、入浴やシャワーなど、水洗いしても色落ちはしませんが、ターンオーバーにより、古い角層が剥がれ落ちるにつれ消えます。また、商品により異なるものの、数日から1週間程度で落ちるため、定期的な塗りなおしが必要になってきます。

おすすめのセルフタンニング化粧品
@石澤研究所 / セルフタンニング100
コットンで塗るだけでOK!角質層に作用することで、ビーチでしっかり焼いたかのような小麦肌を演出するセルフタンニングローションです。約3〜7日もつため、夏のイベント時だけ小麦色の肌を手に入れたい時にもおすすめ。また、うるおい成分として、アロエベラエキスも配合されているので、塗布中は、さっぱりした使用感も楽しめます。

ANURBS / セルフタンニングローション
JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)も推奨するボディビルダー向けのタンニングローションです。配合されたジヒドロキシアセトン(DHA)が角質に溶け込むことで着色。日焼けが苦手な人や、紫外線で肌荒れしやすい人でも使いやすいアイテムです。また、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kをはじめ、ヒアルロン酸Naや7種の天然エキスなど、嬉しい成分が配合されているのもポイントです。

タンニングアイテムを活用して理想の小麦肌を手に入れよう!

夏になると魅力的に見える、こんがりとした小麦色の肌。「きれいに日焼けをしたいけど、シミになって残るのは嫌」という人は、便利なアイテムを上手に活用し、憧れの小麦肌を手に入れてみてはいかがでしょうか。

LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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